第21回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会
静岡県予選 3次決勝トーナメント 決勝
清水エスパルスJr.ユース 1-1(PK1-3) ヤマハジュビロ浜松
クラブユース選手権決勝戦。

会場は大井川運動公園
その名の通り大井川の河川敷に広がるグラウンド。
静岡でユースの応援してから大井川に向かい到着した頃には中学校の部の決勝が行われていた。

中学の部は静岡学園中学が優勝。試合が終わり急いで応援エリアの設営。それが済むとすぐに試合は始まった。

今日の相手はヤマハジュビロ浜松。昔の名前はヤマハジュビロ浜北。
試合の方は亜人夢を欠いた清水がやはり押され気味。相手は高さのあるFWにしっかり球を預けて次々に飛び出してくる。しかし守護神長島が大活躍、セットプレーから至近距離のヘッドも抜群の反射神経で防ぐ。
後半に入って主審の怪しい判定でPKを取られるもそのPKを長島がファインセーブ。ところが直後にカウンターを食らい相手に決められる。

しかし清水もこれで目が覚めたのか怒涛の反撃。風上という事もあって次々にチャンスを作る。相手の複数マークに苦しんでいた柴原も抜群のキープ力でチャンスを演出。そしてそこから得たCKに教史が叩きつけるヘッド、水を吸ったピッチがボールのバウンドを変えてGKのトンネルを誘いゴール。
これで勢いに乗った清水がチャンスを作るが後半終了の笛。
さあ延長戦だと思っていたら何か主審が両チーム選手を集めて整列させてコイントスをしている。なんだろうと思っていたらいきなりPK戦開始。
そのPK戦、清水は先に2人が失敗する苦しい展開。しかし守護神長島が一人止めてから流れが変わり相手は続いてポストに当てて後攻の清水は4人目山田。これを決めれば同点だったが相手GKのファインセーブにあう。最後の相手PKが決まってしまい、残念ながら清水は準優勝となった。

試合終了後、PKを外した選手が泣いていた。でもPKは正直言って運。誰もあのPK失敗は責められない。むしろ劣勢の中でよく追いついた。それを自信にして次の東海大会に活かせばいい。東海大会で今日戦ったヤマハジュビロ浜松と当たる可能性はある。そこでリベンジしよう。
頑張れ!
SUPER ORANGE BOYS!
試合が終わり大井川を後にして帰る途中にみんなと休憩をとった。そこで
ヨコケンさんに大会パンフレットを見せてもらった。確か決勝戦は延長戦をやるはずだったと思うので確認してみると・・・

やはり決勝戦は延長戦をやることになっていた。
なんでいきなりPK戦だったのかは永遠に謎です。


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