清水S-PULSE 4-3 川崎FRONTALE
得点者:
17分 藤本淳吾(清水)
36分 中村憲剛(川崎F)
47分 藤本淳吾(清水)
48分 谷口博之(川崎F)
52分 チョ・ジェジン(清水)
79分 藤本淳吾(清水)
89分 谷口博之(川崎F)
今日の日本平。

今にも雨が降り出しそうな鉛色の空。とりあえず何とか雨が降らずに試合を終える事を祈りながら幕を設置する。

STU幕も悩んだけど仲間の熱い気持ちを汲んで出しました。

選手アップ。
試合前から選手たちのシュート練習にも熱が入っていた。特にマルキはサポのコールを受けていきなり無回転シュートを放つぐらい(笑)

川崎Fサポーター側
チームが強くなるにつれて着実にサポーターを増やしているみたい。それにしても旗一面の光景は圧巻でした。

そして選手入場。

前半は清水ペース、今日は気持ちの面が違うのか前線のプレスもいつになく積極的だしサイドでもこちらが先に仕掛けて相手を押し込む。そして淳吾が前節同様のミドルシュート、GKの手を弾きながら吸い込まれる見事なゴールでした。その後も押し気味に進める。そのまま行くかなと思ったんだけど前半最初のピンチにあっさりシュートを決められて同点で折り返す。

後半、いきなり淳吾が魅せる。CKから相手のクリアを拾うとGKの位置を見てファアサイドへループシュート、ゆるやかにゴールネットを揺さぶってゴール裏は盛り上がる。それが収まらないうちに失点・・・_| ̄|○
後半に入って何だかサイドがどんどん破られてピンチの連続、でも今度はセットプレーから相手のファウルでPKのチャンス、緊張感に包まれる中ジェジンのシュート、これがGKに弾かれるがこぼれ球をジェジンが押し込んで勝ち越す。
その後は無理をし過ぎたマルキが負傷。更に山西も負傷と嫌な展開になるんだけどまたまた淳吾が魅せる。サイドから仕掛けて中に切れ込んで今度はニアサイドにシュート、1点目・2点目を伏線にGKを翻弄してハットトリック達成。
でもこのまま終わるわけが無いと思った。5点目を取らなければ・・・そんな事を思っていた。そしてロスタイム、セットプレーからどフリーでヘッドを決められる。それでも試合は勝った。

ゴール裏へ向かう選手たち。
何はともあれ淳吾で始まり淳吾で終わった試合。3点とも凄すぎる。清水の日本人でハットトリックを達成したのはあの初代10番、ノボリ以来。それをルーキーで10番を背負った淳吾が達成するなんてやはり10番の系譜を受け継ぐにふさわしい選手って事だね。後々この試合が淳吾を語る上で伝説の試合になると思う。
あと審判についてだけど、大宮戦では不利に、そして今日はたまたま有利になった。つまりこんな事は日常茶飯事で選手もサポもどんな時でもそれなりの気構えでそれらを受け入れ、なおかつそれらを弾き返してやろうって気概で闘うしかないよね。終盤、追いつかなくてはならない相手が清水じゃなくて主審と闘っているかのような態度を見てそれを痛感した。川崎Fは何かと不利を被っているチームだと思うけど、それでもやはり審判も人の子、あんな態度とってたら不利に働いちゃうような気がする。
しかし、簡単に勝てないね・・・。選手たちの気迫は本当に感じたし、いい試合だったけどもうちょっと楽に勝ちたい。気になるのはやはり2試合連続フリーで決められてるセットプレー、こういうので試合の勝敗が決まってしまう時もあるから心配だね。
それでも次に向けてはずみはついたのは確か。次は理屈抜きで勝利を・・・。


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