鹿島ANTLERS 3-2 清水S-PULSE
得点者:
10分 矢島卓郎(清水)
50分 矢島卓郎(清水)
54分 田代有三(鹿島)
79分 本山雅志(鹿島)
88分 柳沢敦(鹿島)
天皇杯もいよいよ準々決勝。頂点まであと3つまで来た。

熊本KK WING
今日の会場は熊本市郊外にある熊本KK WING。

今日のゴール裏。
バスツアーで90人あまり、更に飛行機などで意外と多くのサポーターが熊本に駆けつけた。

ゴール裏からの風景。
このスタジアムはなんか国体かインターハイの為に作った陸上競技場のようで、客席がそれなりの高さがあるからまだいいが、陸上トラックがもったいない・・・。なんか神戸ユニバーとか広島ビッグアーチと似ている雰囲気。

試合開始。
さあ準々決勝の闘いが始まったが5分で試合が中断・・・。

ゴールバーとネットの間に隙間が・・・。
試合前に何とかして欲しかった。
試合の方は10分にCKからフリーのジェジンがヘッド、それを矢島が押し込み先制。だけど、相手側のゴール裏での出来事でおまけに鹿島側が抗議しているのでホントに先制したのか分からなかった。しかも電光掲示板では得点者がプレーに全く関与していないイチになってるし・・・。その後は両サイドを徹底して揺さぶってくる鹿島に防戦一方。それでも鹿島の詰めの甘さに助けられて何とか前半を乗り切る。

そして後半。
いきなりカウンターから淳吾が突破、ラストパスを矢島がきっちり決めて追加点。きれいなカウンターアタックからの理想的なゴールに誰しもこれは勝てると思ってしまった・・・。そこからが本当の悪夢。2点目直後にサイドでちょっとなまけたプレーがあった瞬間にそこから繋がれてセットプレーに・・・これがきっかけだったと思う。
わずか4分後に1点を返されると前半以上の相手のサイド攻撃、そしてアウトゥオリの攻撃的な采配・・・。79分にミスからのカウンターでサイドを破られて失点すると残り2分で勝ち越されたのは必然だったのかも・・・。

試合終了。
今季最後に最悪な負け方をしてしまった。今年は確かに躍進したけど、まだまだ甘いよという事を教えられたかのような負け方。最後は勝つ気持ちの差があったと言われてもしょうがない。でも改めて「2-0は一番危険な点差」というのを実感。

森岡。
この日の敗戦で今季終了。そして森岡にとっても清水で最後の試合となってしまった。今日も出番はなかったけど、試合後ひとりゴール裏で挨拶をしてエスパルスへ別れを告げた。来年は敵としてどこかの舞台で闘うわけだがその時は絶対に負けないよ。でも園前に今までエスパルスの為に闘ってくれて本当にありがとう!

というわけで唐突に今季のTOPチームは終了となってしまいました。上昇したチームにとって次に更なる上昇、かつこの地位を保つ事はかなり厳しい作業になると思います。相手だって研究してくるし、こちらもいろいろと選手の入れ替えもある、そして何より怖いのは選手とサポーターの慢心。来年も心機一転、一から闘ってもう一度頑張りましょう。
今年1年お疲れ様でした。
PS.残っているのはJr.ユースのみ。清水の最後の望みはJr.ユースの活躍、頑張れ!

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