2007 JFA プリンスリーグ U-18 東海1部 第9節
清水エスパルスユース 2-4 岐阜工業高校
プリンスリーグも今日が最終戦。今日で1部残留か2部降格かが決まる。

岐阜・長良川球技メドウ。
決戦の地。先に2部の試合が行われていたが一部で土むきだしのピッチに昨夜から降り続く雨が更に最悪なピッチコンディションを作っていく。

アップする選手たち。
どしゃ降りの雨の中、選手たちも入念にアップする。

横断幕も設置完了。

いよいよ選手入場。
今日の対戦相手・岐阜工業高校はU-18日本代表の選手の召集をこの試合の為に断っている。それぐらい今日の一戦は両チームにとって大事な試合という事。

円陣を組む選手たち。
いよいよ試合開始。序盤はピッチコンディションを考えて無駄なプレーはせずにシンプルにプレー。そして前線ではFW前田が泥だらけになりながらがむしゃらなプレーで盛り上げてくれる。

ゴールの予感を感じさせる。
しかし、前半終盤。ここ数試合と同様にサイドから中に切れ込まれてシュートを決められる。更に前半終了間際にはPKエリア内での微妙な接触プレーがファウルと判定されてPK。これが決められれて2点のビハインドで折り返す。

後半後がない清水は池上・柴原の攻撃のカード2枚をきる。
これで流れを変えようとするがその前に5分、8分と連続失点。0-4、信じられない状況となる。しかし、ここで選手たちが奮起する。15分には左サイドからMF柴原の折り返しに池上が合わせてゴール。更に25分には今度は右サイドからFW前田のクロスに柴原が右足アウトサイドで合わせる素晴らしいゴールで2点差。
岐阜工業高校の決定的なチャンスにも体を張った守りやポストに救われてもう試合の流れは完全に清水だったのだが、時間は無情にも過ぎてタイプアップ。プリンスリーグ2部降格が決まった。

試合後、挨拶に訪れた選手たちの中には挨拶後に泣き崩れる選手たちもいた。それを真田コーチが起こしていたが、選手たちは責められない。こんな最悪なピッチコンディションに微妙な判定、4点差という絶望的な状況でも闘志は衰えなかった。
何試合かしか見ていない立場で言うのもおかしいのかもしれないが、拭い去れない疑問も出てきた。必死にピッチサイドに立ち続けて指示を出し続ける相手の指揮官に対して、こちらはそういうシーンが残念ながらあまり見られなかった。また、エスパルスユースの闘い方はなんだったんだろうか?2年前、チームとしてプレスをかけるサッカーで一丸となって冬のJユース杯を制覇した。翌年、その時の主力が残りながら全国でもいい成績が残せず、今年は更に厳しい結果となっている。育成重視の下部組織、それは分かるのだが、小中と個人技術を磨いているはずだし、高校年代に入ればそれをチームの戦術の中での個人技術を活かす事も必要だし、チームとして勝つ事もまた必要なはず。技術だけでなく、プロを目指す上で勝利を目指すメンタリティーを養う事もユースとして大事なはず。
清水エスパルスというチームは正直資金も無い。そういった中でJの中で清水なりのチーム強化を考えていけば下部組織の強化・育成は大事な事。その下部組織の現状がこれでは正直、今後の若年層のスカウトにも大きな影響が出てくる。確かに優秀な大卒選手を獲れた、その選手たちのおかげで強くなってきた。だけど、偏りの無い補強も重要。ガンバ大阪やサンフレッチェ広島のように毎年のように優秀な人材を供給し、他のクラブへも送り出しているクラブを是非参考にして欲しい。クラブとして下部組織の改革や環境の改善をしていかないといつか近いうちに自分たちクラブにしっぺ返しが来ると想う。
正直、自分もあまり下部組織の応援には行けない時もある。だけど、エスパルスを想うサポーターの皆さん、時間の都合が着く時でいい、地元での試合の時でもいい、エスパルスの名を背負って闘ってくれている選手たちの今以上のサポートをよろしくお願いします。
話がちょっとそれて大きくなってしまった。けど、今日の敗戦はそれだけいろいろな事を帰る時に考えさせられた。もちろん、今日負けたからこそ新たなスタート。ここから這い上がって欲しいし、それを見守っていきたい。
頑張れ!
SUPER ORANGE BOYS!


3