清水S-PULSE 2-0 VENTFORET甲府
得点者:
63分 矢島卓郎(清水)
89分 枝村匠馬(清水)
2週間ぶりのJリーグ。

日本平での昼間のゲームも久しぶり。
当初は雨が心配されたけど非常に蒸し暑い9月とは思えない気候。澄んだ青い空と日本平、これぞ聖地。

甲府サポーター。
今日は試合前から応援を続け、横断幕を出すなど危機的状況で励ましていた。かって3年前・2年前の清水もこうだった。あの時代を乗り越えたから今があると痛感。

選手入場。
出場停止の児玉も戻り、五輪代表の疲労が残り欠場が予想されたアオも出場。

試合開始。
序盤からチャンスを作るが体を張った甲府の守備に手こずる。CKからジェジンのヘッドもクロスバーを叩く、更に20分過ぎにはジェジンの大きなサイドチェンジにオーバーラップしたイチがファアサイドに正確なクロスを送り、そこへジェジンがヘッドという大きな展開のチャンスも相手GKに防がれるなど攻めながらもなかなか点が奪えないイライラする展開で前半を終えた。

後半開始。
有利に進めている試合でサポーターも選手も気が緩みそうで嫌な予感がしたが・・・。7分、何気ないバックパスをGK西部が胸トラップからゆっくり蹴ろうとしたら相手に奪われシュート、何とか西部が弾くも甲府FW須藤にこぼれ球を押し込まれるもオフサイドの判定に救われた。
この日、最大のピンチを切り抜けるとようやくフェルが相手DFを引き付けて右サイドをオーバーラップしたイチへスルーパス、イチのグラウンダーの折り返しにファアサイドで詰めていた矢島が押し込んで先制。その後も終始押し気味に進め、ロスタイムには途中出場の純平が右サイドを強引な突破で2人かわして折り返し、ここへ同じく途中出場のエダがうまくあわせて2点目で勝負あり。

選手挨拶。
決していい内容ではなくてもちゃんと勝って6連勝。ホントにチームが強くなってきている。特に終盤、相手が疲れたところでちゃんと止めをさせた事を評価したい。それもエダと純平の途中出場2人の活躍での得点。健太監督の采配も冴えつつあるのかも。

今日のヒーロー、イチ。
前半からチャンスを演出していたし、後半は決定的な仕事をしてくれた。戸田の活躍で大いに刺激を受けていると思うし、こういう高いレベルのチーム内競争は更に選手の力を伸ばしてくれそう。

残念ながら9月の日本平はこの1試合のみ。
この後は東京・神戸のアウェイ連戦。FC東京にはホームで惨敗しているし、神戸のアウェイは大敗したこともあるあまりいい思い出のない場所、ここから2試合も今日みたいな苦しい試合が続くはず。サポーターとしてもアウェイこそホーム以上に気持ちや声を見せる時。頑張りましょう。


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