この時期になるといろいろ寂しいニュースが続くんだけど、今日はそれが一気に来ました・・・。
平松康平選手の契約について
康平はてっきり来季の契約をしていると思っていたので意外でした。イチと康平は共に清水エスパルスができた時に下部組織に入り、ここまで15年間クラブとともに歩んできた選手。まだ海のものとも山のものとも分らない状態のJリーグの下部組織にあえて飛び込み成長してきただけに思い入れも深いだけに非常に残念。
2000年のFC東京戦での終了間際の同点・逆転ゴール、2001年のエコパでの杮落としでのVゴールなど思い出深いゴールもある。個人的にはノボリの後の10番は彼がつけて欲しいと思っていたけど、怪我があったり出番が無い状況で選手として決断したんだろうね・・・。寂しい話だけどまだまだこんなもんじゃないと思うし頑張って欲しいです。
そして圭輔と浩太は柏へ。
太田圭輔選手
柏レイソルへ完全移籍決定のお知らせ
杉山浩太選手
柏レイソルへ期限付き移籍決定のお知らせ

浩太は期限付き移籍、圭輔は完全移籍。
圭輔は昨年途中から期限付き移籍していたが今年から完全移籍に・・・。なかなか出番がない時期も腐らず努力し、今年の移籍直前には結果を見せただけに完全移籍となってしまったのは残念。2004年のダービーでの決勝ゴールなどが印象深い。完全移籍だけどいつかまた戻ってきて欲しいね。
そして、浩太。去年スタート時はスタメンだったし、力がないわけじゃない。中盤ながら飛び出しの良さや2005年の厳しい残留争いの中で川崎F戦で決めたゴールなどシュートのうまさもある。来年もきっと必要な戦力なのに、成長する為に期限付き移籍を選択した。今回の圭輔のように完全移籍とならず1年後にはでっかくなって清水に戻ってきて欲しい。
康平・圭輔・浩太の3人ともこれからは敵として闘う事になる。直接対戦した時には何としても負けられないし、抑えなくてはならない。
それにしても、こうも下部組織出身の選手がどんどん出て行ってしまう事に疑問が大いにある。優秀な新卒選手を獲ったり、他チームのいい選手を獲ったりする事も大事だけど同じように下部組織からいい選手を育成する事も大事。安定して下部組織から選手を育成し昇格させる事もできていないし、それどころかプリンスリーグ東海1部から陥落したり下部組織の成績自体も低下していってる。この問題をてこ入れしないといずれ2003年〜2005年のような苦しいシーズンがいつかやってくる。
元々資本力ではどうしても他チームに劣る清水にとって目指すべきはG大阪や広島のような優秀な下部組織を元に足りないポイントを補強や新卒選手の獲得でカバーするスタイルのような気がする。
このクラブはどこへ行こうとしているのだろうか?
それが気になる。
そして・・・
潟Gスパルス・久米一正常務取締役
退任のお知らせ
清水の強化部長だった久米氏は名古屋のGMとなる。今度は強化部長が他チームのライバルとなる。絶対に負けられない。


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