清水S-PULSE 3-0 ALBIREX新潟
得点者:
18分 西澤明訓(清水)
43分 高木和道(清水)
50分 西澤明訓(清水)
今日からJリーグは折り返し。

聖地日本平にはメッセージ幕も出されていました。

試合前練習。
いつも以上にコールリーダーの熱いリードの元、練習中はリバイブで選手を励ます。

今日のボールボーイはエスパルスJr.ユース。

選手入場。
今日はスタメンに西澤を起用。GKは怪我の西部に変わって五輪代表に選ばれた海人が起用された。

試合開始。
序盤からボールをよく追いかけてチーム全体で守りチャンスを作ると18分には中央から淳吾が振り向きざまに右サイドをオーバーラップしたイチへパス、イチはそのままダイレクトでファアサイドへ折り返しのクロス、これに西澤がヘッドで合わせて先制。練習でもしているかのような理想的な展開からのゴールで先制点を奪う。
その後も今日は中盤から集中した守備で相手の攻撃の芽を摘む。特にパウロが当たりの強さを活かしてボールを奪い、味方の飛び出しをうまく引き出す活躍。このままのペースで試合を進め。追加点が欲しいと思っていた43分には左CKからキッカーの淳吾がファアサイドへ送ったクロスに岩下が相手DFと競ってこぼれたところに和道が押し込んで貴重な2点目を奪い前半を終える。

後半開始。
開始直前に真っ先にピッチに現れたパウロがチームメイト、更にスタジアムを鼓舞していたのが印象的だった。
そして迎えた後半、2点差は一番危険な点差。と思われたのだが50分には左CKからキッカーの淳吾がゴール中央へピンポイントクロス、これに西澤がヘッドで合わせて3点目。その後は相手の攻撃にピンチの場面もあったけど海人が体を張って守る。この勢いで4点目、5点目といって欲しかったが無理しない攻撃で試合をコントロール。76分には矢島を下げて岡崎、80分には西澤を下げて兵働と選手交代して90分無失点で試合終了。アウェイ新潟で5月に食らったスコアをお返しする事に成功した。

選手挨拶。
序盤からここ数試合見られなかった気持ちも感じられたし、攻撃も理想的な流れからのゴールであったり、いつもやられる側ばかりだったセットプレーからの得点と申し分ない。できれば4点目、5点目を奪ってチーム全体に勢いが欲しかったけど、それ以上に無失点も大きい。久々にスタメンだった海人もクロスに対してしっかり飛び出していたしキャッチングの上手さも見せてくれた。
何より今日はパウロの動きがチームに勢いを与えていた気がする。ここまで開幕からずっとかみ合わない状況だったけどようやくチームの中で機能し出してきて面白くなってきた気がするね。何より選手もスタンドも盛り上げられる存在ってのが今後楽しみ。
とりあえず今日はこの勝利を喜びましょう。だけど明日からはまた切り換えなくてはならない。順位はまだまだ上がらないし、降格圏内はすぐそば。次の相手はその同じ圏内にいる大宮とのアウェイマッチ。連勝を飾ってこそ勢いがつくもの。
次の試合が大事だといってこの大事な試合を何度も落としているだけに本当にその次が大事である。


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