Mayaこと石居麻耶さんが出展された
「group 空」展に昨日おじゃましてきました。
(銀座・スルガ台画廊で開催)
会場のスルガ台画廊の壁面にはところせましと
グループ展に出展された作家さんたちの力作が
ずらり。
そしてひときわ目をひいたのが
石居麻耶作「青い海辺」。
「青い海辺」は、6号の小品ながら、空の雲、青い
海、砂浜、そして中央の赤い服の少女がおりなす
臨場感が圧倒的。Mayaスタイルともいうべき緻密な
描写でありながら、彼女の作品がもつ物語性、
抒情性が凝縮された一品ですね。
This is Maya Ishi といえる「名刺代わり」の
傑作。もう十年以上、石居さんの作品を追いかけ
ていますが、ただうなるしかありませんでした。
会場にいらしたMayaさんにお話を伺いました。
イトー:「名詞代わり」といえる素晴らしい作品ですね、。
Maya :ありがとうございます。横向きの画面にするよ
りも縦長の今回の構成がよいかと。
イトー:人物を大きく中心にすえた構成は珍しいのでは?
Maya :実はもっと人物を大きく描いた作品のあったの
ですが、うまくいかずボツにしました。
イトー:ファンとしてもボツの作品もみたいです。
Maya :うーん、ちょっと考えてみます。
「青い海辺」は来年の個展にもつながる作品との
ことでますます個展が待ち遠しいです。
*Mayaさんから写真掲載の許可をもらった
ので掲載(つたない写真ですみません)。

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