□「デス・ストランディング」の「毀誉褒貶」
「メタルギアソリッド」シリーズで世界的な人気を誇る
ゲームクリエイター、小島秀夫氏(以下、小島監督)が
「ゼロ」から創り上げてきた「デス・ストランディング」
がついに発売されました。
残念ながらまだプレイできていないのですが、評価大きく分
かれているようです。
・ファミ通の評価は40点満点
・シネマティックアドベンチャーゲーム
・何もない世界で目的地を目指しただ歩くゲーム
・向いてない人にはマジで向いてなさそう
まあ、ある種壮大な「実験作」と予想していたので毀誉
褒貶は、小島監督の想定内でしょうか?
□「デス・ストランディング」と「押井守」
面白いと思ったのは、「ハードコアなお使いの多い、どう
ぶつの森」という、ジャンクハンター吉田氏のコメント。
「つなぐ」(つながる)ゲームとしての見立てはさすが。
嬉しかったのは、「攻殻機動隊」で世界中にファンをもつ
日本アニメ界の巨匠、押井守氏のインタビュー。
・圧倒的な世界観を表現するには、ゲームという形式が
必要だった。これは映画ではできない。
・(作品に)関わっている時間、密度が桁違い。冗談じゃ
なく寿命が縮む。あきらかに寿命と魂を削って創っている。
・十年に一本出会えるかどうかの作品これはそういう表現で
あり、商品。
小島監督が「寿命と魂を削った」作品を、近いうちにしかと
みとどけたいと思います。
※「おとゲー」21019/11/17号掲載

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