今回は海兵隊です。
以前作った物のリニューアルとなります……。
今回、大きく変更したのは
これまではドラのHBT迷彩JKを着せていたものを
M41FJへと換えた事です。
考証的には、以前から日本ではHBTのOD色の物か迷彩の上下。って
いわれていた時期もあったようですが……
実際には海兵隊でもM41FJやタンカースJKも使われていたようです。
先日発売された「父親たちの星条旗」の劇中にも
多くのM41FJが出て来ています。
今回の作品では、このあたりの考証も意識しました。
ただ太平洋の南方の島々での戦いだったので
いつも蒸し暑くて、歩兵用のシャツは着せていません。
あとは、装備品を見て頂ければ良いかな……
って、思っております……笑。
★作品データ
ヘッド:ドラゴン製の叫び顔ドイツ兵の物。
素体:ドラゴン製の物を各部をカスタム及び体型補正。
衣装:be-com.SHOP製。
布製装備品:be-com.SHOP製。
プラ装備品:ドラゴン製。
ラッパ:DID製。
ブーツ:NL製の物を各部カスタム。
散弾銃を持たす事で“接近戦”を象徴しています。
散弾銃は射程距離が短いので……。
M1ガーランドライフルを肩に背負せています。
ガーランドの先端には、迫撃弾を付けています。
それと散弾銃の影となっていますが
ここに本来、海兵隊用のファーストエイドポーチとして
使われていた四角い形のOD色のポーチを
散弾銃用の銃弾入れとして上下に2個組み合わせて
提げています。
こちらの腰には、Tボーンシャベルとジャングルナイフを
装着させました。
背中には“MCバック”と“カーゴバック”を
セットとして装着させました。
海兵隊ではこうして私物などを運んでいました。
そしてMCバックのベルトには
DID製のラッパを結び付けました。
これと同型のラッパを日本兵が持っている写真を確認しているので
「日本兵から捕獲したラッパ。」という前提としました。
こちらの腰には、ガーランド用のナイフと
海兵隊特有の水筒が付いています。
実は、反対側の腰部にも水筒を付けさせたのですが
バックの影となって見えません……汗。
それと今回の作品のもう一つのポイントは
……よく確認出来ませんが……“装備品の多い海兵隊”を
象徴する意味で、ガーランド用の弾薬ベルトの下に
ピストルベルトを装着させています。
ガーランド用の弾薬ベルトって、装備品を装着させるハトメの数が
少ないので、多くの装備品を装着出来ないんですね……
そこでハトメが多く打ってあるピストルベルトも
装着している。って設定として……
ここに水筒の様な重い装備品を着付けさせたのです。
歩兵用のブーツはニューライン製(NL)の物。
いつもと同様のカスタムをしています。
で、ブーツのウエザリングのコツですが……
このブーツ場合は“靴底”の色が黒なんですね。
で、この黒がハッキリと見えてしまうと“新品ブーツ”と
見えるので、ここを土の色を想定した色で塗ってしまうんです。
ウチのような立体的なウエザリングが出来ない。というムキには
この塗装だけでも、相当リアル方向のウエザリングと
見えると思います。
靴を汚さないのは、リアルとは見えない。というのが
ウチの考えです……参考までに。
★オマケ画像
これは現在製作中の映画「大脱走」のS・マックウィーンです。
ヘッドはDoggyさんから提供頂きました。
このヘッドのネックは、「短く太過ぎる首」だったので
首を適正な太さ・長さに直しました。
ヘッド自体の造形には何も問題が無いので
全くいじっていません……。
ただホントは、もう少し劇中のイメージの
表情が欲しいところですが……笑。
「ちょっと眩しそうな」目を細くしている表情だと
より“大脱走”のイメージに近付くと思うのですが……。
で、劇中のイメージのベースボールのグラブにボール。を
再現したくて……以前買っておいた21stのマックウィーンBOX(バイク付き)を
引っ張り出したのですが……これに入っているグラブとボールの
造形が抜群なんです……嬉。
ですから今回は、これを使う事としました。
やっぱり21stのデフォルメは的を突いていて、良いな〜〜〜笑。
ただ、双方とも樹脂で複製されたままの色だと
ちょっとリアル感に欠けるので塗装し直しました。
塗装後、定着させる意味で一度、つや消しクリアを
タップリと吹き掛けて、乾燥後にわざとマダラになる様に
半光沢のクリアを吹きました。
これで、“磨き込んだ革”の表現が出来たと思います……ニコニコッ。
あとは、現在be-com.SHOPで製作中の衣装が届いて
シワ入れカスタムだけすれば完成です。
この衣装は、航空隊用の衣装として販売予定です。
でわ今回は……。
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