
自称漫画オタクで、妄想に突っ走る三浦しをんさんの抱腹絶倒エッセイ。(先月文庫化されました)
いやー、面白かった。共感しすぎ。声出して笑ったのは久しぶりです。
この本を読もうと思ったきっかけは、
daydreamのbryumさんの記事を読んで、なので、皆さんもぜひ見に行ってみてくさだい。
ほら、読みたくなるでしょ。
それまでも、たら企画などで、三浦しをんさんの本は何度も紹介されてたので、気にはなっていたのですが、食わず嫌いだったのです。
基本的にエッセイはあまり好きじゃないのです。好きな作家さんのエッセイを読むたび、なんだ、結構普通の人じゃないか、って思っちゃうので。
しかし、彼女は普通じゃなかった。女版「太陽の塔」森見登美彦くらいの妄想炸裂ぶり。
なにより嬉しいのは漫画ネタ。
「ベルばら」「ヒカルの碁」「テニプリ」「NARUTO」「ワンピース」「スラムダンク」「菩提樹」・・・好きな漫画てんこ盛り。
しかも、コアな石原理の「其は怜々の雪に舞い」やら、本仁戻の名前まで!(ショコラさん、この本は買ったので持っていきますよ!)
旅行先でのお話も、妄想ネタが中心ですが笑えますし、彼女の友人たちも面白い。羨ましいほど類友だらけ。
熱く語りすぎましたが、漫画ネタ・バンドネタがわからなくても面白いと思います。
ネット
Boiled Eggs Onlineで連載されてるものなので、興味をもたれたらご覧下さい。
あと、
本仁戻(BL漫画家)のHPにある不定期日記も面白いので、興味のある方はどうぞ。

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