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2010/10/6

【報告】KBS京都「ふれ愛さんか−いきいき福祉−」感想  【告知・報告】
・ふれ愛さんか −いきいき福祉−: 2010年08月 アーカイブ
 http://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/fureai/fsanka/2010/08/

この8,9月と、KBS京都「ふれ愛さんか−いきいき福祉−」という番組で、
前後編、2回に分けて「名も無き痛みの謎〜幻肢痛に挑む整骨院〜」と題し、
"幻肢痛"、榊原先生の活動が紹介されました。

京都エリアのみの放送だったため、僕はリアルタイムで見れなくて残念だったのですが、
先日、ようやく録画された番組を見ることが出来ました。

番組は、15分x2作品という時間のなかで"幻肢痛"の存在を説明するとともに、
その痛みが当事者にとってどんなものであるかを巧くまとめてあった。
※このブログの僕の映像も番組内で使ってもらってます。
番組内容は、榊原先生のインタビューや治療の様子は勿論、
原本さんのインタビュー、横関さん、「奈良義肢」瀧谷さんの紹介もありました。
特に「後編」で話題の中心になった、
昨年、榊原先生が実際に「奈良義肢」で義足制作をされたことで感じたこと、
その榊原先生の活動に対しての瀧谷さんのコメントなどから導く展開が良かった。
ただ、デリケートな問題を、如何に短い放送時間で伝えるかの苦労が見えます。

"幻肢痛"は身体の痛みである。

これは仮説ではなく、むしろ実証されている事柄だと思う。
だのに、当事者に対してのケアが、
メンタル面と投薬(それも精神的な)がほとんどである実状に僕らは違和感がある。
だから、「合わない義足を使う」ことも、
「姿勢の歪み」も、痛みを生む一因ではないかと。
"幻肢痛"のメカニズムを説明するには、
脳科学や神経学、精神医学の領域の見識も必要になる。
故に門外漢からの意見ではあるが、
「痛みは在る。そして、その痛みは苦しい。苦しさは悲しい。
 悲しみは、忘れることで拭えるかもしれないが、
 忘れるためには、問題を共有してくれる人の力が必要である」
と、僕は思う。

でも、痛みは本当には共有できない。

それだけに「見えない痛みが在ること」("痛み"は元々見えないのだけど)、
その存在に注目することで、痛みを想像する切っ掛けにならないかと。

もう一つ、痛みは身体的にも精神的にも"SOS信号"の筈だ。
なら、痛みを消してしまうことは矛盾しないか?
痛みを知ることは必要だが、痛みを排除したり逃げてはいけないのではないか?
そんなことも考える。

早く大勢の方々に【共有】して欲しい事柄なので、
今回の番組の視点で僕が作品にする方法は、もっと前にあったと思う。
ただ、やはり、僕はドキュメンタリー制作として、
「痛みの可視化」を試みたい。
見えない"幻肢痛"を映像にとらえたいと。
しかし、その意に反して、切断者の方々にカメラを構える自分を乱暴だと感じてる。
カメラは、やはり暴力的に現実を切り取っていると。
その実感に迷いがあって、結局、1年半も具体的な活動を止めてしまっていた。

誠実にテレビ番組として伝えてくださった、構成作家の高柳氏には感謝したい。
これを僕自身の良い起爆剤しなければ。 

番組の最後に榊原先生がコメントされた言葉を記しておく。
「その痛みで悩んでいる人はちゃんと居るのに、
 少数であってもやはり悩まれているんです。
 その痛みから解放されたい、
 たとえ僅かでもいいからその痛みを減らしたい。
 で、そういう風に願っている人に対して、
 私がなにかをやらないと他にやる人が出てこないから。
 だから私はやりますよ」
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