2005/4/25

名無しのぽん太郎  
木曜日、子猫を拾った。

その子猫は道端にちょこんと座ってた。近づいても逃げようとしない。よくよく見ると目と鼻は目ヤニと鼻水でぐしゃぐしゃ、クシャミも連発。目が腫れてちゃんと開いていないので周りがよく見えてないみたい。このままじゃ車にひかれるか弱って死んじゃうかも。周りを見渡しても親猫らしい猫はいないし、どう見ても飼い猫じゃない。どうしよう。とりあえず病院に連れて行かなきゃ。でも、その後は? うちにはすでに6匹も猫がいる。これ以上増えても・・・。
迷ったのは一瞬だけ、結局自転車のかごに入れてうちに連れ帰った。見捨てていく訳にはいかない。すぐに獣医さんのところへ。
処置が終わり、薬をもらって帰る。子猫は男の子だそうだ。診察の間元気に抵抗していたので思ったより大したことないと安心した。ところが家に帰ってからどうしてもエサを食べてくれない。子猫用のエサをいくつも買ってきて何種類か試したけど駄目。水も飲んでないみたい。

最初は環境が変わったせいかと思ったけど、金曜日にあれこれ試してもやっぱり駄目だった。このままでは弱って死んでしまう。再び獣医さんのところへ連れて行った。前日より詳しく診察してもらう。今はエサも水も自分でとることができない状態と分かった。もう何日も飲まず食わずだったようだ。実はかなり衰弱していた。チューブに入った栄養剤をもらった。薬と水と栄養剤を注射器で口の中に入れてあげなければいけない。自分でえさを食べられるようになるまで。いっぺんにたくさんは無理だし嫌がるので少量ずつ、一日に何度も。

土曜日にも獣医さんのところへ念のため連れて行った。このかわいそうな子猫を死なせる訳にはいかない。自力でエサも水もとれないこの子猫は野良の世界では淘汰される運命にあった。でもあの時私に出会ったのもこの子の運命のはず。私はあの日あの道を通る予定なんて少しもなかった。いくつかの偶然が重なってこの子猫の前を通りかかったのだ。偶然が重なればそれは必然。私を引き寄せた力が「死」よりも強くありますように。

水曜日のレッスン後大いに反省しチェロの練習に力を入れると誓ったばかりなのに木曜日から少しも練習していない。今はこの小さい命の方が私にとっては大事だから。

ところでこの子猫、名前はまだない。我が家の雄猫はみんな○○太郎という名前だ。茶太郎(故猫)、すし太郎、きゅう太郎。いずれこの子猫にも○○太郎という名前が付くだろう。それまではただ「太郎」と呼んでいる。
妹の案は「春に拾ったから春太郎」だったが姉によってすぐに却下された。その姉はなぜか「ぽんちゃん」と呼び始めた。拾ったのが日暮里だったので「にっぽりのぽんちゃん」ということらしい。このままでは「ぽん太郎」に決まりだ。私も負けずに良い名前を考える。なかなかいい名前を思いつかない。・・・気がつくと私も「ぽんちゃん」と呼んでいた。う〜ん。
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2018/10/27  1:42

投稿者:安達延幸
いっぱいいっぱい大事にされて、ぽんちゃんは旅立ちまし
たね、貴方の愛を一身に受けて。
ぽんちゃんはとっても幸せだった、それに間違いはないと
思います。
新たに旅立ったぽんちゃんに心からのエールを♪( ´▽
`)

2005/4/26  0:42

投稿者:はるみさん
yuiminさん、ありがとうございます。
ぽんちゃんは500gしかありません。拾ってから体重が増えません。心配です。でも一生懸命生きようとしてます。早く元気に遊び回る姿を見たいな。

2005/4/25  6:32

投稿者:yuiminさん
ぽんちゃん、元気になるといいですね。
小さいけどたしかないのち。都会の片隅で一生懸命生きてるねこちゃん、たくさんいるんだろうなぁ。
はやくよくなりますように!

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