2010/9/2

ラ・ジョコろンダ  
日曜日はオペラ鑑賞。演目は「ラ・ジョコンダ」。

「ラ・ジョコンダ」は初めて観たのだけど、とにかくジョコンダが気の毒すぎ。しつこく言い寄る嫌な男を振っただけなのに、母親を魔女に仕立て上げられるわ、今の恋人に裏切られるわ、恋敵の手助けすることになるわ、最後には母親は殺されるし、自分は自殺するし。母親想いの歌姫がなんでこんなことに・・・。ああ。かわいそうなジョコンダ!!

曲はバレエナンバーの「時の踊り」しか聴いたことなかったけど、他の曲もなかなか良かったよ。かなり難しそうだったけど。出だしなんてチェロのソロで始まり他のチェロがディビジでそこに重なるという、自分だったら絶対にやりたくない始まり方だったし。
オケはアマチュアなんだけど、全体に素晴らしい演奏だった。

歌で一番気に入ったのはジョコンダが恋敵ラウラと対決するシーン。女性が嫉妬に狂うシーンってなんだか燃えるのよねえ。頑張れジョコンダ!!
ところがこのシーンで思わぬハプニング。ジョコンダは長いドレスに仮面を付けて登場。暗い照明の中、階段を下りなければならない。で、なんと途中で足を踏み外して転んでしまったのだ。かなり痛そうだった。それでも、このシーンを見事に歌いきったよ。足の痛みが逆に心の痛みと同化した? 心に迫ってきたよ。

他に良かったのはのエンツォのアリア。
これぞテノール、最後はどうだって感じで伸ばしてカッコイイ☆
たくさんブラボーがかかってた。

あとは、ジョコンダ、エンツォ、ラウラ、3人の歌。ジョコンダがエンツォとラウラの逃亡を手助けし、別れを告げるシーン。目の前で愛する男が他の女と抱き合ってるのを見た上にさらにふたりの逃亡を手助けしなくちゃならないなんて。ふたりには言わないけど、ふたりを逃がしたら自分は死ぬつもりでいるの。幸せいっぱいなふたりと悲痛なジョコンダ・・・対照的な「さよなら」。ジョコンダのために泣いちゃったよ。

もう少し動きがあった方がいいのになあと思ったり、もうちょっと衣裳がどうにかならなかったかなあというのもあったけど、全体としてはかなり楽しめたよ。

やっぱりオペラはイイっ!!!


◇◇ ◇◇ ◇◇
第16回新宿区民オペラ

ポンキエッリ作曲
「ラ・ジョコンダ」
新宿文化センター大ホール

指揮:宮松重紀
出演:丸山恵美子 土師雅人 末広貴美子他
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