「
最終目的地」
("The City Of Your Final Destination"
2009年 米 ジェームズ・アイヴォリー監督 117分)
自殺した作家の伝記を書く承認を得るために、オマー(オマー・メトワリー)は遺族が暮らす南米ウルグアイに旅立ちます。
広大な敷地には作家の妻キャロライン(
ローラ・リニー)、作家の愛人アーデン(シャルロット・ゲンズブール)と娘、作家の兄アダム(アンソニー・ホプキンス)とそのパートナーのピート(真田広之)が暮らしています。
彼らのひっそりとした暮らしはオマーの突然の訪問により、少しずつ波風が立つようになり・・・。
一時期公開が危ぶまれていた作品なので、観ることが出来て感慨深いです。
シャルロットはもちろん、好きな俳優さんがずらりと揃った豪華な作品です。
ドイツの女優さん
アレクサンドラ・マリア・ララも出演していて実に国際色豊かです。
里見八犬伝の頃から大好きな真田さんとシャルロットが共演なんて!!
二人が会話するシーンはなんだかどきどきしてしまいました。
そしてさすが真田さん、乗馬シーンが美しくてうっとりでした。
先に原作を読んで、アーデン役はシャルロットにぴったりだと思ってたのしみにしていましたが、やはり彼女は今作でも繊細な演技をみせてくれました。感情を露わにする場面は「
ジェイン・エア」を彷彿とさせました。
可愛らしいワンピース姿が多く、ファッションも楽しめます。
パンフレットです。シャルロットの写真も多かったです。
原作本です。装丁も素敵!
最終目的地 (新潮クレスト・ブックス)

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