UGの兄♭♭♭さんから
『紀伊半島で最後まで道路も鉄道もつながらなかった尾鷲−熊野を走るツーリングです。』
とのお誘いがありました。
予報によると天気は芳しくない、おまけにデポ地まで片道200km・・・
あんまり気乗りせえへんなー、と思ってたんですが返事をする前にRRCB BBSの参加予定者に入れられていました・・・。
これは行かない訳にはいきませんね・・・。
当日3時半に起きて4時に出発。
思いっきり雨です。
五条からR169で吉野〜川上〜熊野と辿ります。
海見えるあたりで明るくなりましたが依然雨。
集合場所の大曽根浦駅前に到着。
ここの駅前広場にデポする予定だったんですがなんか停めといええのかどうか微妙な感じ・・・。
そこでもう1駅先の九鬼駅前にデポ地を変更。
雨も小降りになってきたので6名で出発です。
出発後雨はほぼやみましたが日差しはなく海は鉛色。
曽根町にあった素敵な建物。
100年以上前の小学校校舎だそうです。
このへんから天気が回復してきました。
入り組んだ湾奥のおだやかな漁村風景。いい感じ。
ここから先がR311の最後の未通区間だったところです。
曽根町から旧国道に入るとその先に梶賀第一トンネルがあります。
かつてはこのトンネルの出口から対岸に橋を架けて国道を延伸しようとしたようですが諸事情で断念し少し山側の曽根トンネルと梶賀トンネルで国道を結んだようです。
その梶賀第一トンネルの脇にトンネルを迂回すると思われる旧道が。
そちらを進みます。
やや荒れた道を進んでいくとその先には太平洋を望む絶景ポイントと311のオニギリ標識。
ココがもともとの国道だったようです。
この旧道はこの先の梶賀町で終わっていて曽根トンネルと梶賀トンネルにその使命を譲ったようです。
昼近くになりようやく日差しが出てきました。
晴れてくると海の色も深い青色に。
迂回路のない梶賀トンネルをくぐると熊野市です。
須野あたりの漁港の防波堤に並んで腰掛けて昼ご飯。
甫母を経て二木島。
ここはかつて母方の親戚が漁業を営んでおり、小学生の頃にいちど来たことがあります。
水がきれいなことで有名な新鹿の海水浴場でお茶にします。
すっかり晴れてきて眼下に広がる青い海。
ゴールの熊野市はもうそこですが時間があるので名勝鬼ヶ城をすこしだけ見学。
旧トンネルを通って
無事熊野市駅へ。
ここから輪行でデポ地の九鬼駅まで戻ります。
列車は2両編成ワンマンのディーゼル車。
九鬼駅で輪行状態の自転車をクルマに放り込んでこれにて終了。
ここからまたソロドライブ200km・・・。
下北山では桜が満開。
長距離ドライブが嫌いなぼくですがこういう山道はあまり苦になりません。
あかんのは単調な高速道路ですね・・・。
あまり気の進まなかった今回のツーリングですが行って良かったですホント。
夏は騒がしい。秋はもの悲しい。冬は厳しい。
シーサイドは春がいちばん!

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