おととい。仕事後、東京丸ビルトイレットにて仕事の格好から、持参したブーツ・ジャケット・ズボン・シャツ・ネクタイに着替え、川崎へ。細いズボンに憧れてきた歴史は負けないけれど、3歩歩く度にブーツの汚れを気にする器量が無い為に、モッズにはなれないけれども(それ以前にいろいろ問題はある)、アメリカのソウルミュージックに憧れて無茶を演っていた60年代の白人どもは大好きであるから、久々にモッズメーデーに足を運んだ。K嬢もLちゃんのバックダンスで出演するのだ。THE HAIRが昔から大好きで、実際彼らと同じメーデーのステージに立つのだから、すごい。思えば、叶う、という単純だが素敵に馬鹿げた言葉は、やはりいつも心の中に置いておかないとならないのだ。とにかく、よかったね、K嬢!さて、会場に入ると、やっさんがドラムを叩くハイスタイルの演奏が始まっていた。野太い声援を送っておく。Lちゃんとワックのステージ。チームLサイズの登場に歓声があがる。心無しかK嬢の動きにいつも以上
のキレを感じる。レモンちゃんはいつの間にやらシンガーの顔になっているなぁ、と思った。オレのリスペクトするシンガーは皆、どこか共通した表情、というか佇まいを持っているのである。10年前のオレが観たら、ビックリするだろう。短く感じる程の素晴らしく楽しいステージ。みなさん、お疲れさま!IKDさんの誘いで裏に通してもらう。一応、半分くらいはスタッフのつもりなので、よし、とする。肩の荷がおりたので、ビールをガンガン飲みまくる。ふと目をやると、周りはレジェンドばかりで凄い光景だ。図々しいことに、酒がすすむ。フェィヴレーヴスのステージはこの日も最高だった。現代の、しかも極東に、こんな素晴らしいソウルバンドがいるなんて、と、毎回驚く。これまた、楽しくて時間があっという間に過ぎる。THE HAIR。すっかりご無沙汰してしまったわけだが、やはり御本尊というか、ヒーローというか、オレをいまこの場に(幸か不幸か)呼び寄せた張本人(張本バンドというのか)の事は、時々拝まなければならぬ、と反省いたしました。い
つでも胸を張って、格好良い、と言える存在、そういう対象を持っている幸せ。あんまり書くとキモいからやめとこう。でもオレは凄い人達の事を好きなんだぜ、って近所のネコにでも教えてあげよう。知らニャい、とソッポを向くだろうけど。記憶がところどころ曖昧になるほどいい感じになり、終了。朝、帰る。きのう。昼は死んだように寝て、夜、ザ・トランプのスタジオ。クタクタ。ちょっといろいろ準備が必要。今日。仕事。いま休憩。おわり。


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