今日、出勤の途中、家と駅の間位で、小さい老人とすれ違って驚いた。その老人が被っていたベースボールキャップの前面には堂々と「IKA八朗」と書いてあった。アルファベット部は、本当は平仮名である。御本人以外でその帽子を被っている老人は絶対いないだろうし、雑誌等で観た通りだったので、確実に御本人であろう。何で、我が町にいるのか、調べてみたところ、訳あってウチの近所のあたりに住んでらっしゃるらしい。意外なところにレジェンド有り、である。最初、白昼夢かと思った。ちなみに、芸名の由来は、マネージャーに、TAKO八郎に似てるから、芸名をIKA八朗にしてみれば?と言われたから、らしい。で、ある日、TAKO八郎さんが怒っているらしい、という噂が耳に入り、恐る恐る謝りに(なにしろTAKOさんは、元・強豪プロボクサーである。由利徹さんの付き人時代、由利さんを乗せて運転してたら数名のチンピラに外からあおられたから「師匠、ちょっと追っ払ってきます」と車外に出て、ものの数分で全員をたたんだ、という、死ぬ程シビれるエピソードがあり、好きだ。)行ったら、あっさり許してくれたらしい。イイ話だ。TAKOがIKAを許す、なんて。今度遭遇したら、握手してもらおうかな、おわり。


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