昨日、休み。沿線には二つの遊園地があり、奥のスケールの大きい方には行った事があるけど、手前の方のヤツには行った事が無い。従ってその駅で降りたことが無いから、一度降り立ってみたい。しかし休日で髭も剃っていないような30代小男が独りで遊園地も無いだろうから、付近を散策するだけでも良いだろう。あわよくば飯でも食えたら。
それで降り立ったものの、平日だからか元々か、開いている飯屋の目ぼしいようなのは無く、まぁいいや、と歩いているうちに、練馬に辿り着いた。
某牛丼店が展開するとんかつ屋があり、面白そうだから入ってみた。安価で思ったよりもまともなものが出て来て、なかなかだった。たぶんタイ人の若いカップルが、仲睦まじく、突っつき合ったり見つめあったりしながら、1セットのとんかつ定食をゆっくり食べていた。タイの屋台ではよくある事かもしれないけれど、ここいらではなかなか見ない光景だ。
とんかつ屋を出て、雰囲気のある飲屋街を散策する。歴史的背景を全く識らないけれど、もしかしたら昔は特別な飲食店街だったのでは、と思わせる路地や建物の並び方である。中国や韓国の方がやっているスナックが割と多く、そういう店は外装も新しいのだが、古くからあるような店はそこそこ昭和度が高く、少しテンションが上がった。
早目に切り上げて帰宅、近頃、少し大き目の地震でレコード棚が怪しい揺れ方をしていたので、解消すべく、模様替え。夏過ぎに中途半端に模様替えをしたままだったから、それ以前のいつだかの配置に戻っただけのような気もしないでもないが、とにかく、レコード棚は2段以上積まないようにした。
夜、仕事上がりのK嬢と、近所のインド料理。在日のインド料理に勤める人々はたいていネパール人らしいが、店内ポスターをよく見たらネパールの湖が映っていた。
昭和新日本プロレスの道場にあった、コシティのようなデカいナン、ケバブ、タンドリーチキン、キーマとシーフードの2種のカレー、デザート、ラッシーのセットで1500円いかないから、安い。味は凄く口に合う。ビールも飲んだ。K嬢の頼んだナンは、挽肉が練りこまれているんじゃなくて、挽肉が直に入った…例えばカレーパンのカレーみたいな感じだろうか…兎に角、初めて見た。いろいろなモノがあるんだなぁ。エスニックに疎いのである。
帰宅してスタックリッジとユーミン聴いた。
良い休日だった。おわり。


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