前防衛事務次官守屋氏の証人喚問が衆院特別委員会で行われたが実況中継とは言うものの途中で馬鹿馬鹿しくなって止めた。11年間で200回以上もゴルフ接待を受け、半分以上が夫婦同伴だったという。北海道や九州にまでゴルフ旅行に行った上にゴルフセットまで夫婦で二回も貰ったそうだから正におんぶに抱っこにぶら下がりである。
守屋旦那は兎も角これ程図々しい奥さんは見たことがない。とてもまともな神経の持ち主とは思えない。夫唱婦随で天晴れな内助の功である。山内一豊の妻など及びもしない。これは明らかに夫婦の共謀共同正犯だから奥さんの罪も問うべきである。
自衛隊員倫理法に長年違反していた事は認めたし、若し現職なら懲戒免職に当たるから退職金の返還については検討するとしたのは当然である。山田洋行の元専務との関係は守屋氏がアメリカ国防省に人脈を作るために必要だったとし、日常の付き合いも盆暮れに相互に贈り物をする仲だったと強調したが、収賄ではないと言いたいなら贈ったものと受けたものの金額を全て計算すれば直ぐ判る。その差は何十倍にもなるはずである。
山田洋行からだけではなく富士通子会社からも年数回のゴルフ接待を受けていた事が既にばれている。要するに集り専門の薄汚い小物であり下手な言い訳は通用しない。
さて違法な過剰接待を受けていたことは認めたが見返りとしての便宜供与は明確に否定した。便宜供与を認めれば直ちに収賄罪が成立するから否定するのも無理もないが聴く方にとっては白々しい。何の効果も無いのに裏金まで作って11年間の過剰な接待を続ける筈がないのは常識である。どの面下げて便宜供与をしていないと言えるのか。事実日本ミライズと契約する際に部下が競争入札を提案したのに対し、随意契約で問題ないだろうと一喝した事はばれている。何れ贈収賄の因果関係も明らかになるだろう。抵抗は時間の無駄である。奥さんとよよと泣きあって首を洗って待つがいい。
元専務の料亭接待の席に元防衛庁長官が同席した事も証言したが名前を特定することは避けた。噂では久間元長官らしい。ご本人は料亭に行ったら向こうが居ただけで問題ないと言いながらも動脈瘤手術の為緊急入院した。原爆投下をしょうがないと言った御仁だから今回もしょうがないと言いたいのだろうが何も病院に逃げ込むことは無いだろう。

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