宮崎県の東国原知事が12月の知事選に出馬しない意向を表明した。知事として限界を感じたとか、
この国のあり方を根本から変えなければなら無いとか、ごちゃごちゃ豪そうに言っているが、要するに次のステップアップの為の不出馬宣言であり、都知事選又は国政選挙への出馬宣言である。この御仁には国を憂う心など微塵も無く、あるのは自分の野望を達成する身の程知らずの意志だけである。
宮崎をどげんかせなあかんと故里への愛を掲げて知事になったが、まだ改革は道半ばであり、どげんも成っていない。宮崎県は口蹄疫ですっかり疲弊しただけである。ミーハー人気のお蔭で宮崎物産の売込みには成功したが、自分のテレビ出演料を稼ぐ為に公費出張の手段にしただけである。
お笑いタレントとしても二流だった男が都知事から総理大臣に登り詰めて一流政治家に成れるわけが無い。冗談は顔だけにしてくれと言いたい。ビートたけしは不肖の弟子に野望もいい加減にしろと説教するべきである。
都知事選でまさか当選するとは思わないが、都民は青島幸男を選んだ実績があるから、私は有権者の良識を信じられない。ミーハー意識が国を滅ぼす素になる。
この男は生まれつきのタレントであって、宮崎の田舎に引っ込んでいるような男ではない。東京に住めばもっとテレビへの露出が増えてがっぽり稼げるから上京するだけである。

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