エジプト大統領選はムスリム同胞団が推すモルシ自由公正党党首が27%の得票率で僅差でトップになった。二位の元首相シャフィク氏が24%だから双方とも過半数には程遠い。三位の活動家サバヒ氏も20%を獲得したから稀に見る混戦である。
来月16−7日に一位と二位で決選投票が行われる。イスラム原理主義国家になるのか旧体制に戻るのか、何れにしろ学生や若者達が燃えたアラブの春は又冬に戻る。
モルシ氏はムスリム同胞団の組織票を活かして急激に伸びているから勝つ可能性が高い。シャフィク元首相が民衆のデモを弾圧した張本人である事を徹底的に訴える作戦である。若者たちも元首相よりはモルシ氏を選ぶだろう。穏健なイスラム主義なら結構であるが原理主義では困る。イスラエルも固唾を呑んで見守っていると思う。
このブログで今月60回目の更新である。最多記録挑戦は4日余して達成した。60回に何の意味があるのか解らないが、何故か一日二回の更新に拘った。阿修羅のごとく頑張ったら精魂尽き果てた。もう二度と挑戦する気にならない様に、後4日頑張って出来るだけ高い記録を作りたい。来月は反動で更新は半分くらいになるかもしれない。

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