橋下大阪市長が久々に市政方針でユニークな教育政策を打ち出した。公立の小中学校生徒の悪ガキを5段階に分けて、担任の手におえない第四、第五レベルの悪ガキを普通の教室と隔離して個別教室で特別に教える制度を提案した。大阪市教育委員会もこれに従う方針である。
マスコミや教育評論家からは差別であると批判する声が強いが私は大賛成である。苛めや学級崩壊で教育の荒廃が止まらないのは、元を質せば少数の悪ガキが齎したものである。授業中に話しても弁当を食べても授業を抜け出しても教師が何も言わないから段々エスカレートする。良い事と悪いことの区別がつかなくなる。昔は悪ガキは教師から体罰を受けた。時にはビンタを食ったり、廊下に重いバケツを持って立たされたり、運動場を何周もさせられたりしたので歯止めがあった。今では教師の体罰は禁止だし、子供の人権を唱える軟弱な教育家が多いので悪ガキのやりたい放題である。
腐ったリンゴが一個あると直ぐ周囲のリンゴも腐る。隔離するのは当然である。個別教室に入れられた子供の心を傷つけて悪影響を及ぼすと懸念する評論家が多いが、悪ガキを矯正するには自分が集団生活を乱している素であることを知らせる必要がある。
第四、第五レベルは大人でも犯罪に成るほどの悪である。凶器を持って脅したり盗んだり傷つけたりすれば隔離どころか警察の厄介になるべきである。どんどん少年院に送って早めに矯正しなければ将来は反社会的存在になる。隔離が差別だと言うなら刑務所に入れることも差別になる。
社会の一員である以上共同生活のルールを守らせなければ社会は成り立たない。教師と生徒という立場は初めから上下関係にある。下が上に従わなければ秩序が保てない。常に上司と喧嘩してきた私が言うのは可笑しいが、自分が上より正しい場合は逆らっても良い。造反有理である。

3