グーグル傘下の子会社が開発した囲碁の人工知能「アルファ碁」が韓国棋院のトップ棋士である李九段に三連勝した。後二局あるが勝負はついた。
チェスや将棋では既に人工知能が勝ったが囲碁は盤面が広く次に打てる手がチェスや将棋に比べて格段に多い。後10年は人間が優位だろうと予測されていた。
グーグルは自動運転の自動車を開発している。その手法はディープラーニングと呼ばれる深層学習である。過去のビッグデータをコンピューターに処理させてその経験から次の行動を考える。
囲碁も過去の対局記録を読み込み次の一手を自動的に学ばせる。
コンピューターもスーパーコンピューターではなくCPUを1200個繋いだものである。このニュースは衝撃的である。人工知能(AI)もここまで来たかと驚いた。
この技術は近い将来自動車を始めロボットや医療や金融に応用されるだろう。日本はAI技術で出遅れた。グーグルに天下を取らせないように官民ともに頑張らなければならない。
日本にも囲碁ソフトがあるがへぼの私でも物足りない。私は精々5手先しか読めない。プロ棋士は100手先を読むという。

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