現代のスターはテレビに出る頻度で決まると書いた。寡っては銀幕の主役がスターだった。映画の衰退によってテレビが映画に取って代わった。テレビでもコマーシャルに起用されるのが人気のバロメーターになった。
最近は映画やテレビドラマの主役ではなく脇役が活躍している。主役は脇役に支えられてこその主役である。脇役が脚光を浴びるのは良いことである。
大泉洋さんや吉田鋼太郎さんや遠藤某さん等など10人は居る。私は「早く言ってよ」の俳優が好きであるが名前を知らない。決して美男ではないが個性的である。
昔の映画の名脇役は笠智衆と北林谷栄だった。名脇役は決して出しゃばらない。そのくせ存在感が抜群である。これほど自然な演技力は滅多にみられない。
政界の主役は首相で脇役が官房長官である。菅官房長官は存在感がある。寡っての後藤田官房長官や福田官房長官も存在感があった。

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