那須のスキー場で起きた雪崩に巻き込まれて高校生7人と引率教員1人が死亡した。あたら16−7歳の前途ある若者の死は実に痛ましい。
県高校体育連盟の主催で春山安全登山講習会と称して7つの高校の登山部員と引率教員の計48人が参加した。二泊三日で三日目は茶臼山への登山も予定していたが大雪のため登山を中止し雪中ラッセルに切り替えて遭難した。
当日は雪崩警報が出ていたのに何故雪中ラッセルを強行したのか疑問である。警察は業務上過失致死傷の容疑を視野に取り調べるという。
引率教員も皆さん登山のベテランであり生徒も皆登山部部員である。油断したとしか言いようがない。
スポーツ庁は高校生の冬山登山を禁止している。然し今回は春山と冬山があいまいである。死者8人が全員圧死である。雪崩とは怖いものである。

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