ブログが更新出来なくなって1ッか月以上経つが今回も毎日アクセスしてくださる読者が後を絶たず十数名いる。このまま終わるのは失礼だから愛読者にブログ終焉の御挨拶をしたい。
私がブログを始めたのは定年後第二の人生をいかに生きるべきかを追い求める為だった。暇に任せて毎日一回以上の更新を自分に課したが時々テーマに困るので時事ネタが多かった。然し単に新聞の転載ではなくそこに必ず自分なりの分析を加えた。私は職場を数回替わりあらゆる仕事を体験し世界80か国以上を回ったので世界から多角的に日本を観る習性が身についている。その結果独特の分析力と判断力を養ってきたと自負している。16年間も続けたブログは毎日テーマが変わり極めて多岐にわたっている。投稿総数は1万件を超えて400ページの本30冊分に相当する。私のブログは難しいので読者はインテリが多く精々50名程度であまり増えない。然し数万人のミーハーより増しであると思っている。
私の哲学の原点はキリスト教とインド仏教即ちキリストと釈迦である。釈迦は人間の四苦八苦の四苦を生老病死だと喝破した。この言葉を聞いて私は生とは戦うが老病死とは戦わないと決意した。老病死には絶対に勝てないからである。事実ブログを止めたのも自分のガンと女房の認知症と愛犬ナナの死が原因である。
つまり私の先に待っているのは死であって如何に生きるべきかではなく如何に死ぬべきかがテーマである。従ってブログを続ける意味がなくなったのである。実際時事問題にも何の興味もなくなった。結局は老病死に負けたのである。つまり本当の終焉である。
皆さまどうかご理解いただいてブログの更新には期待しないでください。私の過去ログはたっぷり有りますのでそちらをご覧ください。長年のご愛読感謝いたします。

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