直子ファンのおじさんと午後から合流し、車で
パロネラパークに連れて行ってもらった。
パロネラパークとは、スペインからの移民、ホセの子供の頃からの夢が叶って作ったお城のこと。
ホセは1913年にオーストラリアに移民してきてから16年かかってやっと土地を購入。
ずっと頭にお城を思い続けていたから、設計図はナシ。
これがすごい。
全て頭の中に描かれていたから必要なかったとのこと。
それから1935年に「パロネラパーク」として、みんなが楽しめる娯楽施設としてオープンされたそうだ。
映画館、レストラン、結婚式場、パーティー会場、コンサート会場、総合施設というのだろうか、そんなパロネラパークだったらしい。
それから何度も天災にあい、修復中にホセは死亡。
家族が経営を続けて行くも、1979年の火災でお城のほとんどが焼き尽くされてからは、廃墟となっていたそうだ。
1993年にオーストラリア人がこの話を聞いて、廃墟という形で、パロネラパークは再開された。
この30年の間に、湿地帯ということもあって、苔がいい具合に生えた、ちょっとミステリアスな空間だ。
鬱蒼とした階段
ピクニックエリアだったらしい、テーブル
天空の城ラピュタのモデルと言われている「お城」
夜はツアーに参加したら、ライトアップを楽しむ事ができる。
ライトアップされたお城
ホセがここに土地を買ったのは、この滝があったかららしい。
ホタルがたくさん飛んでいた。
ラピュタの城のモデルを見に行くというより、廃墟のすばらしい苔と自然を楽しんだと言った感じだった。
ツアーのお姉さんも、ホセの夢を紹介することによって、ゲストにも夢を見る事の素晴らしさを力強く語ってくれた。
とても素敵なツアーだった。
帰り、1年パスポートをもらった。
キャンプもできるらしい。
ホタルに囲まれてのキャンプ。いいなぁ〜

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