エアーズロック、その隣にあるオルガ、そして マウントクック。。。
これ全て19世紀にオセアニアに移住してきたヨーロッパ人が後から付けた名前。
元々はそれぞれ、ウルル、カタジュタ、そしてアオラキという名前がある。
イギリス人を始めとするヨーロッパ人がオーストラリアやニュージーランドへやってきて、アボリジニーやマオリを殺し、征服し、自分の国と宣言し、その後
「発見」した山や湖に自分達の名前を付け始めたのだ。
その結果,全てヨーロッパ人の名前が付いているのだ。
道も然り,Murray Street, Morrison Street等々、誰々をしのんで、ということでヨーロッパ人の名前がついていることが多い。
ウルルやアオラキなど巨大なものは元の名前が残っているけど,大きくない山や湖などは全て名前が時間と共に消えていってしまったんだろうか。
16世紀にポルトガル人だのオランダ人だのが
「キリスト教宣布」のために日本にもやってきたが,日本人がそのまま殺されて
「原住民」となってなくて本当によかった。
文字をもっていて、政府があって、国がすでにまとまっていたのが助かる。
さもなくば富士山や高尾山、利根川など,すべて白人に
「発見」され,横文字の名前がついていたかもしれない!!
更にアボリジニーやマオリが文字を持っていなかったので、白人が来てから文化がみるみるうちに失われていってしまった。
その点日本は文字を持っていてよかった。古代に中国から文字が伝わってきていてよかった。
そしてその古代に中国に征服されていないでよかった。。。

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