トンレサップ湖から宿に戻ってきて、猛暑でヘトヘトなので外に食べに行く気力がない。
宿のレストランで食べることに。
白人がサンドイッチだのハンバーガーだの食べてる。
(なにしにカンボジアに来てるんだろう・・・・)と多少いらつきながら、私はAmokという魚のココナッツ炒めをオーダーする。
これが激ウマ
レシピをもらった
オフシーズンで客のつかまらないTukTukドライバーが話しかけてきた。
英語が上手なので、どうしてトンレサップ湖にベトナム難民があんなにいたのか聞いてみると、
やはり国土を広げるためだと。
チベット自治区に移ってきた漢民族同様、ベトナム人人口を多くして過半数にすることによって政治的コントロールを取りやすくするという策略らしい。
ベトナム政府はカンボジアとラオスをのっとろうとしているのか?
夕方はDa Vuth(バイクの運転手)がまた宿に来てくれ、夕陽を見にPhnom Bakhengへ行く。
山道を15分くらい歩くと遺跡が出てきて、そこからの夕陽が美しいらしい。
日没まで一時間あるのでボーっと色んなことを考える。
またもや雲が多くてガックリ
夜はOld Marketで降ろしてもらう。
鶏そぼろの卵とじのようなものとごはんを$1で食べる。
ファンタは2000Riel(50円)。
ファンタはぼられたかなとDa Vuthに聞くと、カンボジア人でもそんなもんらしい。
ホッ
お金がからまないとカンボジア人は本当に素敵だ。
隣のテーブルの人とか、キラキラ輝く瞳で話しかけてきてくれる。
何で私がこんなにボッたボラれたに昔から固執しているのか今日やっとわかった。
同じようなものを本当は¢50や$1で売れるのに、$5で売って観光客を食い物にするような人には私のお金を渡したくない。
だったら私は$1で食べて残りの$4はお坊さんやお寺、地雷被害者に寄付する。
「物価が安いんだから$5払えばいいじゃん」
と言う人もいるだろうけど、
「アンコールワットの目の前にある店なんだから、$5.」
という理由は汚く思えるのだ。

1