この地方の神社は大体が伊勢神宮とつながっています。
祀られている神様は天照大神とその他。
今年は、息子を駅に送っていって、その帰りに駅に近い神社に行ってみました。
鎮守の森は田んぼが拓かれた真ん中に位置していて、伊勢神宮風に建物が位置していました。
結構大きい敷地で、地元の人たちが大切に守ってきたことが感じられます。
田んぼの中の東から西に真っ直ぐ伸びる道を行くと鳥居があって、その鳥居をくぐって進むと神社に着きます。
もちろん神社の入り口にも鳥居があります。
天照大神(太陽)は、東からお出ましになり、鳥居から入られるのでしょう。
太陽の一条の光をいざなう長い真っ直ぐな道に、村の人々の思いを感じました。
西洋では太陽神は男性です。
アマテラスは女性の神様で、この対比をいろいろ考えるといろんなことが見えてきて、いろんなことに気づかされます。
面白いです。
奥深いです。
対比しないまでも、アマテラス(娘)とイザナギ(父)の関係や、アマテラス(姉)とスサノオ(弟)の関係が、今を生きている我々のメンタルな部分に少なからず投影できる部分は、特に私には興味深いです。
日本人の心の深層を思う時、女性や長女、姉、父の娘という立場の人の影響力の大きさを思わずにはいられません。
年末年始、少なからずそういう影響下の葛藤が私に生じて心穏やかではないのですが、お参りしたこの神社で出会った言葉に少し癒されました。
幸せのかたち
一人にひとつ
自分を大切に思うことは、ちっとも我がままなんかじゃない。
自分を生きることに、遠慮なんかしなくてもいい。
自分の思いや考えを守り通していい。
ただし、恕す(ゆるす)ということを前提に。
許し思いやる心を失っちゃいけません。
そんなことを思いました。
今年のテーマが決まったように思います。

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