今年の冬は自転車でのお出かけがつらいので、ほとんど車を使っています。
ガソリン代と環境のことが気にはなるのですが。
私がいつも車を止める市営駐車場は、シルバーのおじさんが当番で管理しています。
その内の一人のおじさんは車が駐車場の入り口を入ると、寒い日でもちょっと外に出て車を止めるのを見守っていてくれます。
おじさんはちゃんと止めたのを見てから管理室に入り、料金を払う窓を開けて待っていてくれます。
今日もそうでした。
そしていつものように何かしら言葉をかけてくれるのでした。
おじさん 「いつもありがとう」
私 「いつもありがとうございます」
おじさん 「寒いね。今からだと・・(ちょっと微妙な時間に着いたので時刻表を見てくれる)」
私 「雪、これからどうかな・・」
おじさん 「積もらへんやろ」
私 「電車動いてます?」
おじさん 「ああ、動いてるで。こっちは降ってても木津あたりは降ってへんで。大丈夫や」
おじさんと出会った最初の頃、車をスムーズに入れられなくて、何度も切り返ししてるのをおじさんに見られて緊張したのですが、
「へたくそで」
と言った私に、おじさんは
「キムタクのCMの車やなぁ」
と笑って返してくれたのです。
「あれよりはちょっと(ランクが)下で」
と、私が言ったら
「はっはっはっ」
と大笑いしたおじさん。
私はそれからは緊張しなくなったのでした。
今日のようにおじさんが当番でいると、なんだかちょっと嬉しいです。
私 「じゃ、行ってきます」
おじさん 「気をつけていってらっしゃい」
ごく日常的な今日のような会話に心が温かくなります。
雪が舞って一日中寒い日でしたが、心は穏やかで温かく過ぎていった一日でした。

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