「THE GROOVERS/Modern Boogie Syndicate」
ROCK
日曜日の午後、息を切らした飛脚が我が研究所(自宅)のドアを激しく叩いた。
届けられたのは、「超先行予約」していたザ・グルーヴァーズのニュー・アルバム。
北の地まで予定日ピッタリとは、油断していた!
急いで部屋の掃除をしてコーヒーを入れ、落ち着いたところで開封。
予約特典のサイン入り色紙がチビッコ・サイズで可愛いらしい。
そして、ボーナス・トラックの入ったシングルCD。
(アメリカの某有名バンドの日本語詞カバー1曲収録)
待ちに待ったアルバムだからと言って、
心から気に入る作品とは限らない。
辛口?ロケンロール聴きとしては、心を鬼にして・・・、
なんて気負いはプレイ・ボタンを押したすぐに吹っ飛んだ。
一曲目からストーンズの新譜を聴いた時と同じ手ごたえがあった。
今回も期待通り、いや以上。
シンプル&ストレートな3ピース・サウンドは相変わらずだけど、
ギターの重ね具合など随所にニクい仕掛けがある。
一彦の言葉、シャウトも冴えてるな。
ゲスト・ミュージシャンとして、いつもキーボードで彼らをサポートしている、
最近シアター・ブルックに正式加入したエマーソン北村、
そして、GO!GO!7188のゆうがコーラスで参加している。
CD表面はレコード盤のデザインで、御丁寧に「溝」まで入っている。
10曲収録で、45分強にまとめてあるのもいい。
集中力が途切れる事なく最後までじっくり聴ける。
良より質のお得感。作品としてしっかり聞かせるのは重要なことだ。
今夜だけで5回以上は聴いている。
今年はコレだけでかなり乗り切れそうな気分。
THE GROOVERS「Modern Boogie Syndicate」

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