倉木麻衣さんの「OVER THE RAINBOW」を手にしてから一週間。
もう毎日聴いて、新しい発見と感動の日々。
今日からツアーも始まった。
麻衣さんがDiaryに書いていた、
「Mai.K ライブに来る際、必要なことリスト」を読んだ。
なかなか的を得た、
さりげなく厳しい警告?も入っていてニヤリ。
「むやみにわめく」って、いるいる(笑)。
↑本当に近くにいてほしくないもんです...
健康ネタも忘れないのが彼女らしいやさしさ。
面白ブログの書きっぷりも冴えてますな(笑)
(^。^;)以上 ←コピペ
で(´・ω・`)
わたしは札幌駅JRタワーのHMVでフライヤーを手に入れた。
一曲ごとに解説がついている。
なるほど、さすがプロは違う(笑)。
初回盤と通常盤のジャケット写真が表・裏表紙に。
ぱっと開くと、壮観です。
これがフリーだから超お得!
せっかくなので、
わたしも便乗して全曲レビューなどを。
ここから先は袋とじ。お好きな方だけどうぞ(笑)。
01 Strong Heart
あらためて聴くと、ギターの程よい歪みのカッティングがいい。
GIORGIO氏の手がけた曲の中でいちばん好きかな。
今回はアルバムタイトルとオープニング曲のタイトル使っていないが、
「Strong Heart」は候補にあがっていたのではないか?
そうでなくても、サブ・タイトルかなと勝手に思っている。
02 another day*another world
大野愛菜さんとのゴールデン・コンビの新曲。
ドスの効いたシンセの低音から始まり、
ミディアム・テンポでどっしりと迫ってくる。
オープニング〜二曲目の良し悪しでアルバムの出来というか、
これから何度も聴けるものなのか、大体わかってくる。
わたしの少ない経験上での話だけど(笑)。
過去のナンバーで同じような曲調、アレンジはあるけど、
そのスタイルを極めた結晶のような。
貫録を感じるなあ。
03 さよならはまだ言わないで
エイト・ビートのポップ・ロックな一曲。
このシングルのカップリング曲がアルバムに入るのは予想外だったけど、
二曲目からテンポ・アップして軽快に進んでいく感じが◎。
アルバム・バージョンはエフェクトが深めにかかっていて、
より爽快感が増した。「春のうた」だったね。
鍵盤の「人生いろいろ」っぽいアルペジオは目立たなくなったけど(笑)。
シングルVer.はデモ音源みたいだと言ったが、
こっちの方が麻衣さんのボイスが身近に聴こえるかな。
結局、甲乙つけがたいという結論。どっちも好きだ(笑)。
04 Stay the same
サンリオとの夢のコラボ。
前作の「I can do it now」は、
NHK教育テレビ「リトル・チャロ」とのコラボで、
あのアルバム中でもとくに大好きな歌。
ステージでもしあわせいっぱいの場面を作ってくれた。
今回の初回盤についているDVDにこのPVが収められていて、
メルとマイマイのアニメーションが楽しめる。
「みんなのうた」的なファミリー向けの内容だけど、
こういうキャラに弱いんだよな、わたしも。
これでキティ好きのオヤジ(結構多いらしい)は笑えないな(笑)。
麻衣さんはチャロの時よりも初々しい歌声で、、
子供に語りかけるように歌っている。
声のエフェクトも懐かしいラジオから聴こえてくるような、
良き時代の甘い香りが漂う。
かといって、いきなり浮きまくりのお子様向けにはならず、
とびきりのポップスになっているところがさすが。
決してアキバ系なアレにも行かない安心感(笑)。
天使が舞うようなセルフ・コーラスも冴えまくり。
このままどこまでも飛んで行けそう。
05 Your Best Friend
すでに聴いているシングル・ナンバー。
同じGIORGIO氏作の「Strong Heart」とセットになっているような印象。
どうもこの二曲が混ぜこぜになって頭の中で鳴ることが多くて困った。
GIORGIO氏作品で初めて聴かせたヴォーカル・スタイルは、
この曲で存分に生かされている。
いままでにない、切なさを凝縮したようなシルキー・ボイス。
06 もう一度
ドラマ「霧に棲む悪魔」の挿入歌で、
単独でシングル化された。
ドラマは全部観きれなかったけど、
去年の5月あたり。もう懐かしいよな。
この曲のPVも初回盤のDVDに収録。
テレビの大きいモニターで観られるのがうれしい。
森の中で歌う姿は、妖精そのものですね(笑)。
07 Brave your heart
映画「明日に架ける愛」の主題歌。
映画に出演している中国人俳優アレックス・ルー氏とのデュエット。
ユーストリームで生中継された武道館コンサートで初披露された。
アレックス氏、歌手としての経験は浅いようで、
その時は、だれやねん状態であった。
麻衣さんにリードされるような共演ではあるが、
声も良く、誠実に歌っているところが好印象。
張り上げ方がちょっとカールスモーキー石井を思わせる。
08 Sun will shine on u
新しいスロー・バラード。
ここでも、せつな型のファルセットが聴ける。
曲調やアレンジはわりとスタンタードで、
アルバムのなかではいちばん地味な最初の印象。
聴くシチュエーションで突然輝いてくるタイプの曲と見た。
「u」の使い方がちょっとPrince。
09 Love one another
これはすでに絶賛済み。
以前、「Hello!」がBSの動物番組のテーマに使われていた。
この曲も「野生の王国」、「素晴らしき世界旅行」、
「わくわく動物ランド」などを連想する。古いけど。
10 step by step
シングルのカップリングですでに聴いているGIORGIO氏作品。
インタビューでは、
「何度もメロディを体に沁みこませてレコーディングに臨んだ」
と語っているように、リズムと言葉の絡みがユニーク。
前作の「anywhere」のように、
いますぐ外に出てウォーキングしたくなるような。
自然と体が動いてくるナンバー。
11 1000万回のキス
何度誉めても誉め足りない。
この一曲でアルバム一枚の聴きごたえ!
また書き出すと取り留めなくなるので、
過去ログ参照(笑)
とにかく、ライヴで聴きたい!!
12 ラララ*ラ
これもすでに絶賛済み。
今回は単純にシングル・ベストのような内容を予想していたが、
蛇足的なボーナス・トラックもなく、
アルバム作品としてまとまった仕上がりになっていた。
「FUTURE KISS」同様に、LP盤のA面・B面に分けることも
意識しているように思った。
岩崎宏美さんの「夏に抱かれて」のような、ラテン歌謡チック。
出だしの「Ah〜」だけ「♪Show Me♪Show Me」思い出したけど(笑)。
よくぞ、ラスト・ナンバーに選んでくれた。
熱い思いを抱いたまま、まだまだ続くよ。
それにしても、この曲に限らず、
ライナーにドラマー、ベーシストのクレジットがない。
チョッパー・ベースも打ち込みなのかな?
ロック・バンド好きとしては、もっと人力BEATの演奏が聴きたい。
まあ、かえってそれがステージのバンド演奏への期待になるわけだけど。
というわけで、ツアー初日ではこのアルバムの曲が
つぎつぎとプレイされたと風の噂で聞いた。
3月が楽しみ。
◎「Rolling Stone」最新号の倉木麻衣さんの記事、
WebにもUPされました。
http://xbrand.yahoo.co.jp/category/entertainment/8032/4.html

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