『カリスマ脱出記』
クォン・ナムギ (監督)
アン・ジェモ (主演男優)
ユン・ウネ (主演女優)
2006年制作
日本劇場未公開
☆☆

韓国TVドラマ『宮〜Love in Palace』(MBC 2006年)、『コーヒープリンス1号店』(MBC 2007年)のユン・ウネをヒロインに迎えた学園青春コメディー。オリジナルタイトルも「
카리스마 탈출기(カリスマ タrチュrギ)」=「カリスマ脱出記」。英語タイトルは“The Legend of Seven Cutter”(“Escape from Charisma”, “Escaping from Charisma”との情報も)。
とある高校の朝。喧嘩で負かした相手の身体にカッターで7cmの傷を残すという、残忍な不良生徒“Seven Cutter”が転校して来るらしい、との噂で校内はモチキリ。実は転校して来たのは同姓同名の平凡な男子生徒なのだが、周りは彼を「伝説の男」として放っておいてくれない。映画は、そんな彼が巻き込まれるドタバタを面白おかしく描いている。
『コーヒープリンス1号店』でユン・ウネに惚れ、とにかく彼女の出演作を観てみたくてレンタル屋で借りてきた。で、面白かったかと言うと、んんんん…。惚れ込んでるユン・ウネ出演作であることを最大限に考慮したとしても、星2つだろうなぁ…。『コーヒープリンス1号店』で見せてくれていたような彼女の魅力はほとんど引き出されていない。

ドラマの主人公は、明らかにアン・ジェモ演じる「カリスマ」男子生徒。彼を引き立たせるための映画なのかな、と思って観れば、それなりに楽しめる。ちなみに、ユン・ウネが演じるのは、学級委員で成績優秀、おまけにボクシング部で腕っ節も強い、というなんだかちょっとビックリするような役。勝負を避けるための偽「告白」を真に受け、「カリスマ」と付き合うことになる。
今日の一言韓国語は「
너 지금 뭐 하는 거야 !?(ノ チグm ムォ ハヌn ゴヤ!?)」=「あんた 今 何言ってるのよ!?」 ここがただの「
해 !?」じゃなくて「
하는 거야 !?」だっていうニュアンスがわかるような、わからないような…。

0