『氷雨』
キム・ウンスク (監督)
イ・ソンジェ (主演男優)
キム・ハヌル (主演女優)
ソン・スンホン (男優)
ユ・へジン (男優)
2004年制作
2005年日本公開
☆☆☆☆

オリジナルタイトルは「
빙우(ピ
ンウ)」。WEB上の翻訳サービスで訳してみたら「ピングウ」と出た。何だそりゃ? たぶん「氷雨」の韓国語読みなのだと思う。
『
ほえる犬は噛まない』のイ・ソンジェ、『
同い年の家庭教師』『
彼女を信じないでください』のキム・ハヌル、最近軍隊から帰ってきてあらゆる韓流スター誌に取り上げられているソン・スンホン。3人とも良い芝居してるわ〜。あまり期待していなかっただけに逆に満足度高し。
韓流映画史上初の本格的山岳メロドラマ(そういうジャンルがあるのであれば)なのだそうだ。アラスカ山脈でのカナダロケを敢行しお金かかってるっぽい。

大学新入生時代を演じるキム・ハヌルが、イ・ウンジュみたいな甘ったるい声を出していて、ちょっとやりすぎでは?と思ったんだけど、最初の方だけだった。いやー、キム・ハヌルいいよ。表情がいいよ。シリアスな演技をしているところは初めて観たんだけど、非常にいい。
物語としてはこれでいいのか?と思うようなところがところどころにあるんだけど、3人が頑張っているんでこれでよしとする! イ・ソンジェはリリー・フランキーみたいだが、無口な山男(登山家であって、雪男の類ではない)を演じている。ただの人気若手スターなのだと思っていたソン・スンホンが意外と良かった〜。
ところで、登山隊員の役で、韓国の俳優が日本人を演じているんだけど(そして、確かに日本語らしき言葉をしゃべっているんだけど)、全く日本人に見えない。長渕剛の主演映画『英二』(1999年)に、中国人女性の役で韓国人の女優(イ・ナヨン)が出演しているんだけど、これも中国人から見たら明らかにおかしいのかなぁ。
レンタルで借りてきたDVDにはハングル字幕表示のオプションがついていた。これ買っちゃうかもしれないな。
今日の一言韓国語は「
친구(チ
ング)」=「友達」。「
남자 친구(ナ
ムヂャ チ
ング)」でボーイフレンド、「
여자 친구(ヨヂャ チ
ング)」でガールフレンド。

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