2017/1/8

実はJRからも通学できますよ!!  本校を訪問される方へ

 前回のブログに続いてもうひとつ近くに駅があることを紹介しておきます。

 JR京都線の「新大阪駅」なんです。「観光学」のフィールドワークで毎年行ってますが、だいたい徒歩15分、自転車では5分程度で到着します。最近大幅にリニューアルされて見どころが多く、PTA活動や体育祭、文化祭、試合観戦などで保護者の方が来校されたとき一度寄ってみてはとお勧めします。

 いつものようにその詳細です。西暦は駅の営業開始の年。駅名に続いて「JR新大阪駅」までの所要時間と運賃。平日の朝、8時5分より前に「新大阪駅」に到着する最速のものを調べました。「新大阪駅」より向こうは現実的でないので割愛しました。

2008(平成20) 島本 0742 0802 20分 390円 乗り換え1回
1876(明治9) 高槻 0750 0802 12分 260円 乗り換えなし
1924(大正13) 摂津富田 0747 0802 15分 220円 乗り換え1回
1876(明治9) 茨木 0755 0802 7分 220円 乗り換えなし
1938(昭和13) 千里丘 0754 0805 11分 180円 乗り換えなし
1947(昭和22) 岸辺 0757 0805 8分 180円 乗り換えなし
1876(明治9) 吹田 0800 0805 5分 180円 乗り換えなし
1940(昭和15) 東淀川 0804 0805 1分 120円 乗り換えなし
1964(昭和39) 新大阪

〇乗車時間が意外に短く、JR1本なんで運賃もリーズナブルです。自転車の定期駐輪代は高校生で、「1か月1700円」「3か月4800円」「6か月9300円」となっております。一度お考え下さい。

〇話は変わりますが、「高槻駅」「茨木駅」「吹田駅」の営業開始が「1876年=明治9年」というところに自分は注目します。

〇日本の最初の鉄道は教科書にも記載されている「1872年=明治5年」、「新橋〜横浜(現在の桜木町駅)」で、「岡蒸気」と呼ばれた「機関車トーマス」みたいな蒸気機関車が走ってました。

〇関西では「1874年=明治7年」に「大阪〜神戸」間が開通し、「大阪駅」「西宮駅」「三宮駅(現在の元町駅あたり)」「神戸駅」が開通しました。ほどなく「尼崎駅」「住吉駅」が開業します。

〇翌年、なんとなんと現在ユニバへ行く環状線の一部ですが、「大阪〜安治川(現在の中央卸売市場あたり)」が開通します。

〇そして「1876年=明治9年」に、「大阪〜向日町」が開通して「高槻駅」「茨木駅」「吹田駅」も営業を開始しました。

〇ということで、この区間はレンガ積みの橋脚や鉄道の下を通るトンネルなど、開通当時の遺構が今も残っており、鉄道ファンのホームページなどで紹介されています。

〇「この区間」についてもう一つ書かせていただきたいことがあります。本校近くにある「新淀川」は「1910年=明治43年」に完成した人工の川で、淀川の治水対策として現在の「毛馬の閘門」あたりから川幅の広い「もうひとつの淀川」を作って大阪湾に一気に流れるようにしたのです。

〇このあたりの「旧淀川」は現在の「大川」で、さらに下流に行きますと北の「堂島川」、南の「土佐堀川」に分かれて「中之島」を形成し、「安治川」となって大阪湾まで流れていました。

〇その際、もともと走っていた「大阪〜吹田」の路線が変更され(下の地図の赤)、1912(大正元)年ぐらいに現在のようなまっすぐ北上するルート(下の地図の青)となりました。

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〇その後、「赤」のルートは廃線となってましたが、1921(大正10)年に阪急電車の前身「北大阪電気鉄道」が「十三〜淡路〜豊津」を開通させるときに、この廃線を再利用したのでございます。

〇よってその間にある「南方」「崇禅寺」「淡路」などは、1921(大正10)年に開業している、今年95歳の長寿を誇る駅なのでございます。その名残は今も「崇禅寺駅」のホームを支えている土台の石垣を見ればわかります。おそらく太平洋戦争時に受けた焼夷弾による焼け焦げた跡があるのでございます。

〇結局、何が言いたいかですが、本校の目の前に走っております阪急京都線のルートに、その昔、104年ぐらい前でしょうか、「岡蒸気」=「機関車トーマス」みたいなやつがシュポシュポ煙をあげながら走っていたのでございます。この歴史的ロマンに感動して、目を閉じればその光景が目に浮かぶのは私だけでしょうか(おそらく自分だけだろう)。



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