厚田から、春の味覚『生にしん』が届きました
見ると数の子が入ったニシンがあったので、
早速『塩数の子』を作りました。
この『塩数の子』は、父の思い出の食べ物です。
毎年、厚田で生鰊が獲れると仕入れて来て『春の数の子』を
作っていました。
その『春数の子』の味は絶品で、海の香りと何とも言えない歯ごたえで、これぞ

北海道の味

というモノです。
こういう美味しいモノを、いつも家族に食べさせてくれたなぁ〜
その事が、今の仕事に活かされているのかも知れません。
『春数の子』が出来上がると、嬉しそうに「旨いぞ〜〜〜」と言ってニッコリしていました

その『春数の子』が出来たら、母が『生寿司』を握って
家族みんなで食べました

☆(*^o^)乂(^-^*)☆懐かしい!
季節の味を大切にした人です


〜塩数の子の作り方〜
生にしんのウロコとハラワタを取り、塩を振って一晩置きます。
一晩お塩をすると、生数の子が塩で固まり
お腹から出しやすくなっています。
それに再び塩をして、一晩置きます。
長期保存の場合は、もっと沢山の塩をします。
食べる時は、薄い塩水に3時間ほど(塩の度合いで時間は変ります)漬けて塩抜きし、薄皮を剥いて洗ったら出来上がりです
これも父に教えて貰った逸品です

但し、父は手取り足取りで教えてくれませんでした。
『見て覚えなさい』でした(*^-^*)

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