釣行日 :2005/12/25
天候 :晴れ・ナギ
場所 :
飯岡 隆正丸
ポイント:エビ根
同行者 :なし
【今日の獲物】
アイナメ(6)17〜38cm
ホシザメ(1)45cm リリース
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眉毛のある魚って知っていますか?
今年はクリスマス3連休、釣りに行っている人も遊びに出かけている人も大勢いるけれど今週は奥さんと
「大掃除を手伝う。」とキツイ約束!!
23日、24日とパティオや玄関の屋根から始まり外壁、台所のレンジフード、換気扇、蛍光灯の取替え、大きなブラインド3ヶ所と二日間頑張りました。
すると、淡い期待があったのですが「お父さん、明日は釣りに行ってもイイヨ。風も収まるらしいよ。」と天使の声が聞こえてきました。
久しぶりの単独釣行、ターゲットはすぐに決まりました。
寒くなってから活性があがってくる冬から春の代表選手はアイナメ、根魚好きなまるかつにとって年に1〜2回はやっておきたい釣り物なんです。
実はアイナメに眉毛(みたいな物)があるんです。
ちょうど年内が有効期限の3000円割引券を見つけ、飯岡に出かけると決めるまでにたいして時間は掛かりませんでした。
風は収まってよい天気になるものの冷え込みは厳しく、予報でも「今シーズン初の氷点下」と言っていましたが、東総有料を走っているときの車外気温は何と-5度、窓ガラス越しにも冷気を感じるくらいです。
港に4時過ぎに着くと、ヒラメ、アジ、ハナダイ、ショウサイフグ、アイナメと5種類の乗合船がスタンバイ、お客さんも集まってきています。
中でもヒラメとフグが人気ですがアイナメは5人のお客さんとゆったりしてますがちょっと寂しい感じ、でもこの方が割り当てが回ってくると気が楽です。
暗い中出港しましたがポイントは目と鼻の先、船長もわざとゆっくりゆっくり走って薄明るくなる時間帯に着くように調整しています。
それでもまだ手元が暗い中最初の投入となりましたが、アイナメもまだ寝ているのか全くアタリがありません。港にいるときはさほど寒さを感じませんでしたが沖へ出ると手足の指先がジンジンするくらい冷えています。
最初は浅めのポイントから始めましたが、少し水深のある場所に移動し、4完全に周りが明るくなった頃に最初のシグナルが訪れました。
少し大きめに竿を上下させて餌をアピールさせていたのですが、オモリを下げる動きの時に
コンコンコンと竿先を叩かれました。
アイナメはここで即アワセをするとハリ掛かりしないことがほとんどなので、一呼吸おいてアワセを入れると
ギュンギュンギュン、続いて
ゴックンゴックンとアイナメ特有の首振りが始まりました。
今日はリーディングX64Vを使ったのですが手元から曲がり寒さも吹き飛ぶくらい楽しさ120%です。
水深10数mですので引きもダイレクト、いなしながら楽しんで水面に出た魚を見て以外に型が良いのに驚きましたが上バリに掛かっていたのでそのまま抜き上げてしまいました。(上バリのハリスは太いのです)
40cm近くありそうなオスで、アタリが少ない中このサイズが出てくれるとホッとしますね。
次の流しでも少しサイズダウンしましたが黒っぽい30cm級のオスが来ました。こいつはオモリを底に着けた状態で待っていた時に
コンコンコンとノックしてきたので、やはり一呼吸おいてアワセると下バリをがっちりくわえて上がってきました。
このままペースアップするのかと思ったのですが潮がもともとあまり動いていないのでパッタリとアタリが止まってしまいました。
屏風ヶ浦が間近に見える灘寄りの浅場に行ってみたり、マメにポイントを探ってくれるのですが船中静まり返ったままです。
残り1時間足らずになった時に朝と同じ深めのポイントに戻ってからやっとアタリが出だしました。でも食って来るのは大型ではなくお子様サイズが多く、連発できるのですが満足感がありません。
結局4匹追加できましたが、餌のイワイソメをたっぷり残して時間切れになってしまいました。
ちょっと不満な釣果でしたが、釣りに行けない予定だったのにナギの海で楽しめて1匹満足サイズも出たので今日は良しとしましょう!
また来年に再挑戦しなくちゃだな。
皆さん、今度アイナメを釣り上げたら
眉毛をじっくりと観察してみて下さいね。
【今回のお料理】
アイナメ:シャブシャブ、骨せんべい、兜煮

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