釣行日 :2006/01/07
天候 :晴れ・ソヨソヨ
場所 :剣崎松輪 若松丸
ポイント:沖の瀬、波佐間瀬
同行者 :チカちゃん、ナカガワ、いとうちゃん、シドちゃん、
とくさん、冨田さん、シモちゃん
【今日の獲物】
ヤリイカ(2)25〜30cm → ななさん・ヒデさんご夫妻へ
マサバ(1)40cm
ゴマサバ(5)30〜36cm 36cmをキープ、後は餌に使用
オニカサゴ(1)23cm
ウスメバル(1)27cm
アヤメカサゴ(1)24cm
ヒメ(2)23〜25cm リリース
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「あっ!電源コードを引っ掛けてまったえー!」
その瞬間、あと数メートルで巻上げ終了だったまるかつの電動リールの液晶表示が消えてしまいました。
「えっ?」と思った瞬間糸が弛み水面下にぼんやり見えていたオレンジ色の大きな影が仕掛けの端から遠ざかって行くではないですか。
「あ”〜!?」、後は声になりません...。
「回り直すから上げてよー。」と声が掛かった直後に良いアタリ!!!
水深は95mでしたが巻き始めるとかなりの重量感、手巻きで上げてくると50m辺りで激しい突込みがありドラグでいなします。
第一波をかわして超低速の電動巻上げに切り替え、このままおとなしく上がってくるかと思いきや20mを切った所で一段と激しい突っ込みと首振りに思わずスプールが滑り、竿先を思いっきり海中に持って行かれます。
ライトタックルなので体全体を使ってのやり取りでスリル満点
、「よし!ここまでくれば!」と思った時に事件は起きました。
操舵室から出て胴の間に置いてあったタモを取りに行き、やり取り中のまるかつの後ろを親父が
通ったその時...。
デカいオニは激しく抵抗するのでハリ穴が拡がるんです。2度の突込みを見せたアイツもきっとそうだったに違いないのです。
久しぶりの大物でした。(そう、逃げた魚は大きいのです。)
今日は初釣り、気の合った仲間たちとヤリイカ+オニカサゴの豪華リレーを企て常宿の剣崎松輪港・若松丸から出船です。
出港前に親父からサバ餌の切り方をレクチャー。雑誌や教科書本などに書いてあることはウソっぱち、筋金入りの本職漁師のエッセンスを勉強です。
しかし、言葉が分からないのでまるかつが通訳し「なぜそのような切り方をするのか?」を理解して出発です。
最初はヤリイカから始めましたが、沖の瀬の140〜170mダチではシモちゃんに1杯来たのみ。(オメデトウ:今日初めてのイカ挑戦だったようです。)
あまりに乗らないので東へ20分移動して波佐間瀬で再スタートしましたが、まるかつに2点掛けが1回、シドちゃんに2回乗ったのみで全く盛り上がりません。
時間ばかりが経過し、皆がダレ気味になってきたのでスッパリあきらめて第二種目のオニカサゴを狙うことにしました。
また西に戻り沖の瀬で再開、85〜115mの掛け下がりポイントを流してゆくと90〜100mで色々な魚がシグナルを送ってきて飽きません。
ヤリイカが釣れなかった皆の表情も笑顔が戻ってきました。
ナイスサイズのオニでニッコリの冨田さん、とくさんにはまるかつ垂涎のキツネダイを釣られてしまいました。
(うらやまくやしー!!)
チカちゃんが珍しい魚を釣り上げましたが、さすがのまるかつも名前が分からず頂いて帰り調べて試食もし、お味の報告をする事と相成りました。
私の名前は名前「
カイエビス(エビスダイの仲間)【キンメダイ目 イットウダイ科】」と判明いたしました。
お味はなかなかのものでした。(
詳しくはまるかつ日誌のそら耳通信をご覧ください。)
チカちゃんにも1.2kgのデカオニが、最後はとくさんに1.6kgのカンコで締めてもらいました。
港に戻るとななさん・ヒデさんが待っていてくれました。朝、偶然港でバッタリ、今日はカワハギ狙いだったそうです。
ではと言うことで一緒に親父の家でお茶を飲んで次回参加の仮予約と言う段取りになってしまいました。
引き止めちゃったけど、お土産のヤリイカと大根で勘弁してね。
今日は新年早々海の神様からお年玉をもらえた人、残念だった人色々でしたが釣りはそんなもので「良いときもあればそうでない時も...。」
でも仲間たちと楽しい時間を共有できた事は間違いありません。
今年も1年そんな気持ちでやって行きたいと思います。
が、
「親父、俺のデカオニを返してくれ〜〜〜!!」
【今回のお料理】
マサバ:棒寿司
ゴマサバ:味噌煮
ウスメバル:塩焼き
アヤメカサゴ:酒蒸し
オニカサゴ:酒蒸し
カイエビス:刺身、頭とアラの煮付け

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