釣行日 :2006/04/08
天候 :晴れ・ナギのち大シケ
場所 :勝浦松部 和八丸
ポイント:灯台沖、真潮根
同行者 :
かんこさん
【今日の獲物】
イサキ(21)25〜34cm
ウマズラハギ(7)27〜38cm
スズメダイ(1)15cm リリース
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春は天気の変化が早い。
良い天気で暖かい日かと思ったら、翌日は強風、そして雷が鳴って土砂降りになんてことが良くあります。
2週続けて週末の天気が不安定で海に出かける事が出来ませんでした。そんな時、同じ思いの
かんこさんから
「今度の土曜日、釣りに行くなら誘ってよ!」とメールが届きました。
二人とも天気さえ良ければ毎週のように何処かへ釣りに出かけるほど「年間出撃回数」が極めて多いので、3週間近く釣りをしないとそろそろ禁断症状が...。
そこで、勝浦から
午前イサキ+午後ヤリイカと言う
グルメダブルヘッダーを企画したところかんこさんは一発で食いつきました。
週間天気予報はずーっと土曜日が悪かったのですが、蓋を開けてみれば良い天気にナギ日和。しかし、午後から急に風が吹いたり雨が降り出すと言う変わりやすい予報でした。

ヤリイカ乗合は好調を反映してか満船状態、両隣と1.5m位しか空いていない状態です。これではオマツリ必死で辛い展開が予想されますが、それに反してイサキ乗合は大型船に5人と大名釣りです。
定刻の5:30に港を出ましたが最初のポイントまで僅か10分、協定の開始時間がありますので準備万端で待ちます。
船長の
「ハイ、やってくださーい、20m!」というアナウンスでスタートしましたが、第一投からイサキ君はお腹を空かせていたのか
キュキュキューンという気持ちよいアタリを送ってくれました。
海はナギ、風も弱く釣りやすいのですが潮はさほど流れておらず来ても単発が多く数は伸びません。
しかし型は良く30cmオーバーが中心なので
数より型希望の二人はニコニコです。
「小さいの沢山釣っても仕方ないよねー。」「相模湾や剣崎のイサキはもう行けないよね。」なんて勝手な事を言いながら楽しい時間を過ごしました。
その後少し走って真潮根に移動しましたが船長の期待に反して型が小振りでガッカリです。
そして9:00過ぎから急に風がソヨソヨし始めアッと言う間に白ウサギが飛び始めました。そして何か歯車が狂い始めるように、コマセを振ろうとシャクリ上げたまるかつのライトタックルロッドがバットの先から
バキッツ
「
やったー!デカイのダブルだー!」とかんこさんが抜き上げようとしたら、
ブチッツ
風は強くなるばかり、船は激しく揺れるのですが潮は流れ始めアタリは来ます。しかし船長は早上がりを決断し撤収となりました。

でも、「10匹も釣れば食べるには十分だよね。」と話していた二人は十分に満足してしまいました。港に戻ると午後のヤリイカ船も出船する様ですが、大シケで早上がりの可能性もあるのでまた日を改めてと言う事にしました。
風が強く仕掛けが煽られ、乗ったイカも船の上下動でバラシてしまうコンディションは敬遠しようという賢明な判断ですね。
何が何でもダブルヘッダー
という気持ちは元気なイサキの
キュキューンですっかり消え去ってしまいました。
帰りに道端で農家のお婆さんが店を開いており、かんこさんは大好きな筍とこごみをゲットしてご機嫌です。
予定より大幅に早い帰還となってしまったので、沢山釣れたイサキとウマヅラを欲しい人にはお裾分けしようとチーム城南のメンバーに連絡しまくり、運良く連絡が取れた人には
「まるかつ水産からのお届けものでーす。」と配りまくりました。
ちょっと押し売り気味だったかな?貰ってくれてありがとう!!
【今回のお料理】
イサキ:刺身、塩焼き、開き、ご近所へお裾分け
ウマヅラハギ:肝入り煮付け、ご近所へお裾分け

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