釣行日 :2006/08/11
天候 :晴れ・ナギ
場所 :
浦安 吉野屋
ポイント:大貫沖
同行者 :りえぽんさん
【今日の獲物】
ショウサイフグ(6)23〜38cm
ヒガンフグ(1)24cm
シロギス(2)17〜18cm
メゴチ(1)20cm
イイダコ(1)13cm
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「うぶなきすちゃん釣大会」でお隣だったりえぽんさんが
まるかつ釣り日誌の【今後の釣行予定】を見て、「11日から夏休みだから一緒に連れてって!」とメールをくれました。
鹿島のフグか、波崎のアカムツと思っていましたが、鹿島は未だ始まらず台風一過なので東京湾のフグを選択しました。
30代の10年間は鶴見のマンションに住んでいて、鶴見の船宿に良く足を運んでいました。その頃は
新明丸でフグに嵌り通いましたが、最近は外房のフグばかりですっかり東京湾のフグはご無沙汰になってしまっていました。
水深が浅く(10m位)、軽いオモリ(6〜10号)で釣るショウサイフグはまた外房のものと趣が違い面白い物です。
出船前に船長が皆を集めて丁寧・熱心にエサの付け方から釣り方まで説明をしてくれます。
「外房のフグの経験がある方は全て忘れて取り組んでください!!」、なかなか上手い事を言うなと感心しながら聞いていました。
同行のりえぽんはフグが初めてとの事で、真剣に説明を聞き頷いています。
仕掛けも違うし(特にオモリ)、海も違う(東京湾は静かで波も少なく浅場です)、エサも違う(外房はアオヤギ)のです。
今回のエサは遠く地球の裏側からフグに齧られる為に日本にやって来た?
アルゼンチンアマエビ君です。
10年前に活躍してくれたクロダイの筏竿(硬調)に小型スピニングリール(PE1号)が今日のタックルです。竿先が細く柔らかいので、軽いオモリでもフグがカジカジするのを敏感に捕えてくれる優れものなのです。
ただ、気をつけて使わないと竿先を折ってしまいますのでかなり注意が必要です。
富津岬と東京湾観音が見えるポイント(水深7m)でスタートしましたが、船中1本目がすぐに出たものの続きが出ません。小一時間経過した頃に待望のアタリが出て型は小振りながら本命の顔を拝む事が出来ました。
続けて、今度はアカメフグが来ましたがこいつの本当の名前はヒガンフグ、本名がアカメフグという別種もいるので紛らわしいですね。目が赤いので釣り人はアカメと呼び混同していますが、ショウサイより身が締まり旨いので大喜びしてしまいました。
何せ10年振りなので、ここまでは朝の船長の教えを守り船下狙いで大人しく釣っていましたが、投げてアタリを取っている人が良く掛けているので(この人が竿頭でした)昔を思い出しつつミヨシ方向に投げて竿先を煽りながら誘うと、
ガツンッ!!
竿をしっかり持っていないと思わず落としそうになるほどの衝撃で30cmオーバーが来ました。
「この感触を味わいに来たんだよ!!」と思わず気分もルンルンです。
ここまで沈黙を守っていたりえぽんもやっと片目が開き、初河豚ゲットとなりました。オメデトウ!!
この後、一際デカい38cmが登場しましたが水深が浅いせいか横走りしてスピニングリールのドラグが
ジージジジジーッっと唸りを上げるほどでした。
最後は一気に船内に跳ね込み、思わず
ニンマリ!!です。
良型が続いた後は暫し中だるみ、お昼を食べて休憩したり、シロギスやイイダコと戯れる時間帯もありましたが後半戦はアタリも少なくなりかなり厳しい展開となりました。
でも、終了のアナウンス直前にまた、
ガツンッ!!
最後の最後でもう一度痺れる様な感触を味わう事が出来ました。こいつもまるでイナダみたいに走り回り十分に満足させてくれました。
数は僅か7本でしたが、久しぶりのフグ釣り、久しぶりの東京湾のフグ釣りでナイスサイズが揃ったので満足感で一杯になりました。
そう言えば、浦安の船宿に来たのも20年振りくらいかなー?
『たまには近場も良いものだな。』と実感させられた一日でした。
【今日の料理】
ショウサイフグ:刺身、天ぷら、中骨で潮汁、ご近所にお裾分け
ヒガンフグ:刺身、中骨で潮汁
シロギス:→りえぽんさん
メゴチ:→りえぽんさん
イイダコ:→りえぽんさん

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