さて、名護市長選も近づいてます。
どちらは勝つか?
普天間移転問題が選挙の鍵となっているといってもよいのではないでしょうか?
政権交代でかなり振り回されております。
現職さん(ホントはきてもらいたくないけど・・・、まあ、来るなら致し方なし。もともとそういう話しだし・・・。
もう、結構お金ももらったし・・・)
新人さん(絶対、反対。現職さんの下でもともと働いていたけど、本音はむかついていた。)
と、まあ、かなりいい加減に書きましたが、私のなかでは、こんな感じです。
あとは、結果がどうなるか?
政権も変わったし、流れは反対派なんですが、辺野古移設賛成派も結構いるんじゃないかと思ってます。沖縄人の独特の平衡感覚というか・・・・、昔から、一方的にかたよることがないんですよ(と私が思っているだけかもしれませんが・・)、なんかね。これも、永年外圧に振り回されている、沖縄の人々の無意識がなせる業なのかもしれません。
でもって、国のほうもいろいろ移設先やら、訓練場所やらを県外でも模索してますが(こういうことはちゃんと、選挙の際の口約束とはいえ言っていることなので、あらかじめ考えてあるべきことだろうと思うのですが・・・。全くもって泥縄ですが、動かないよりかはマシです。)、候補先の一つの九州などの首長さんは嫌がってますね。
あたりまえです。日米同盟で沖縄だけ負担はおかしいだろと頭で思っていても、政治家の方々は、やはり、自分達の地域のメリットをしっかり考えなくてはいけません。きれいごとだけではね。基地を呼ぶなんてリスク高いです。選挙民に怒られますね。そんな怒る人たちも気持ちは、沖縄には悪いねェ〜ってちょっとぐらいは思っていることでしょう。
さて、こんなことがありました。
九州より、仕事関係でこちらにいらした方がいます。
むこうでは、アメリカ人も少ないのか、こちらに沢山いるのに驚き、たまたま、米国人の友人もできたらしいです。海外の友人なんてはじめてなんでしょうね、かなりエキサイトして喜んでました。で、その米国人(軍属)に基地の敷地に食事につれてもらったりして、これまた、かなりエキサイトして喜んでました。彼の知人が九州から来たときも、『いや〜、もうアメリカですよ。すごいですよ。(アメリカ人の)友人に頼んで、基地の中で飯でも行きましょうよ』とか、これまた、自慢げにその友人に薦めるのです。
この人は、アメリカが好きなのでしょうね。いいことです。その勢いで、また、転勤で九州にでも帰ったら、米軍基地誘致運動に力をぜひ入れてもらいたいものです。そうすれば、九州に帰ってもアメリカを楽しむことできますよ。この人は間違っても『けどやっぱり自分の地元はちょっと・・・』とか、クズのような考えをもってない人でしょうから。だからこそ、長年苦労させられている『基地のアメリカ』を観光地のように無神経に沖縄の人たちの前で自慢げに話などしないでしょうから。
基地はあっても困る人、なくても困る人、どちらもです。
それを書き出すときりがないので・・・。
理路整然とした理屈ではなかなかわりきれません。外からとかく言うことは簡単。私などもヨソモノなので、納得ゆかないこともあるのですが、長年すんでいることもあり、外からキツイ意見を聞いたときなど惻隠の情をもってもらたいこともあります。
あ〜、あと、上の九州の人にちょっといいたいことは、沖縄にあるのは、『リアル・アメリカ体験パーク』でなくて『基地』ですから。それに、フェンスの向こうは、アメリカの『州』とかわりないですよ。それをみて、おのぼりさんのようにはしゃぐのは、ちょっと日本人としてどうなんですかね。もしかして、沖縄を日本と思ってなのでしょうかね。
はい、おしまい

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