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新池袋最強、誕生。  



※帝人が女の子です(一人称変わらず)
静(→)♀帝です
※シズちゃんが純情ヘタレです。多分、見ててイライラします←
※トムさん空気。マジ空気。(ごめんなさい)
※NLだけど腐向けです

以上が苦手な方はご注意ください。




















今日も多くの人が行き交う池袋。
その雑踏の中、頭一つ抜け出して移動する金色。
彼は池袋最強と謳われる喧嘩人形、平和島静雄。

普段は名前に反せず大人しい彼だが、少しでも癪に障る様なことがあれば、その場は戦場となる。
彼は人よりも力が強く、自動販売機を投げたり道路標識やガードレールを振り回したり、現実ではありえないようなことをやってみせる。
しかし彼は暴力、もとい、この力が嫌いだ。
自分の力で人を傷つけるのが怖い。忌み嫌われ、独りになるのが、怖い。
怒ってはいけない、そう思っても、視界が真っ赤に染まった瞬間、我に返ると目の前には死屍累々。
いや、かろうじて今まで死人は出ていないものの、静雄と関わって病院送りにならなかった人間は極僅かだ。

そんな彼もまた人間。
ちゃんと心もあるし、根はとても優しいのだ。
それを理解できないのが、今まで病院送りにされてきた人間なのだろう。
静雄を理解している人々は、静雄は悪くない、と、ずっとそばで彼を支えてきた。


静雄の仕事の上司である田中トムは、そんな静雄の様子が最近おかしい事に気付いていた。
気を抜くとすぐに上の空になるし、街を歩いていても、何かを見つけると怖い程に動揺し始める。
その“何か”がトムには解らないが、静雄の行動を見る限り、何となく察することが出来た。



―――ああ、こいつにも春が来たのか。



思い出したように頬を染め、数日前から自分の女性関係についての話を聞いてくるようになった。
仕事や己の性格、弟についての相談はよく受けるが、恋愛関連の相談を受けるようになったとは。
トムも嬉しいような、情緒不安定な池袋最強が心配なような、複雑な気分だ。


そして今日、その“何か”がトムの前に現れた。


――――――――――――――――――――――――――――――


「…………」


トムは目の前で広げられている光景に笑いをこらえようと必死だった。
あの池袋最強が、ド緊張している。
前々から純粋な奴だとは思っていたが、これ程とは……


「それで、正臣が間違えてバレーボールを………静雄さん?」
「っ、え、あ、おう!?な、なんだっ竜ヶ崎!」
「あの……竜ヶ峰、です…」
「あ、わ、わりぃ…!!!」


静雄が好きなのは、今一緒に話している少女、竜ヶ峰帝人。
仰々しく男らしい名前だが、彼女自身はちっちゃくて細い、可愛らしい女の子だ。
静雄は小動物が好きだから、小さくて可愛い帝人を気に行ったらしい。
静雄は年上が好みと言うが、これは大人の都合でこう言わされているようだ。
まあ、小さくて可愛い子が好きだといえば、どこぞの情報屋に「えー!シズちゃんってロリコンなの!?やだっ、キモーイwww大の大人が女子高生に手ぇ出すとか犯罪だろwww」などと言われそうだが。……だから嘘をついているのかもしれない。

静雄は緊張しすぎて帝人の話を聞いていなかった。
その上、帝人の名前も間違えてしまった。(いつもだが)
しゅーんとうなだれていると、帝人が「そうだ!」と声をあげた。


「静雄さん。僕の事、下の名前で呼んでみてください」
「………へ?」
「トムさんも、僕の事これから帝人でいいです」
「おー、んじゃ、帝人ちゃん」
「はい!」


トムに名前を呼ばれると、帝人は嬉しそうに微笑んだ。


「ほれ、静雄も呼んでみろよ」
「え、ぁ……」
「静雄さん」
「ぅ……」


帝人がきらきらした目で静雄を見つめる。
帝人に見つめられて、静雄は自分の体温が急激に上昇していくのを感じた。


ドッドッドッドッド……


静雄の心臓のがものすごい速さで動いている。
動かない(動けない)静雄に、トムはあー…と眉を下げた。


(どうしたもんかね…)


初恋でないことは聞いている。
だが、名前を呼ぶのにここまで緊張するものなのか。


(静雄のことを考えると、俺も下手に手助けしてやれねーしなぁ…)


さっさと言っちまえ。一回呼んじまえば楽だから!と目で送ってみるが、静雄はトムのアドバイスも受信拒否しているようだ。


「…静雄さん」
「――――っ、そ、の……」
「………………もう、いいです…」
「えっ」


帝人は悲しそうに目を伏せ、そして作った笑顔で言った。


「僕の名前、呼ぶの嫌だったらいいんです。好きなように、いつも通り、竜ヶ峰でも、竜ヶ崎でも、呼んでください」
「あ、まっ…」
「あ、じゃあ僕、そろそろ帰ります!」


また!と走りだそうとした帝人の腕を咄嗟に、力を込めないよう意識して、静雄が掴んだ。


「しずお、さん?」
「あ……その………っ」


掴んだはいいものの、どうしていいかわからない静雄は再び黙りこむ。
しかし、帝人は掴まれた腕をふりほどこうとはせず、静雄が話すのを待った。
トムは頑張る静雄の姿を見ている。


「き…っ…今日は……いや、…今日も……お前と会えて、うれし……かった…」
「…え?」
「お前は…俺の事、怖がらないで……いてくれて………いつも、笑顔で話しかけてくれて…」
「…」
「そ、の………ありがと、な…?」
「……静雄さん…」


顔を真っ赤に染めて、静雄はこの場から逃げ出したかった。
しかし、自分の意志とは反対に、帝人を掴む腕が離れようとしない。
どうすれば、と思っていると、帝人がふわりと微笑んで、もう一度静雄の名を呼んだ。


「僕も、毎日静雄さんと会えて嬉しいですよ」
「え…っ!」
「静雄さんを怖いなんて思ったこと、ありません。静雄さんはとっても優しいですし、それに、静雄さんといるの、楽しいです」
「………っ、み、かど…!」
「あ、今、僕の名前呼んでくれましたね!えへへ、うれしいなぁ」
「――――――っ!!///」


ふにゃりと笑う帝人に、静雄の心臓がドクン、と大きく跳ねた。


(嗚呼、俺は、本当にこいつが――――)


「静雄さん」
「あ?」
「僕、静雄さんのこと、大好きです」
「………え…?」
「マジかよ…」


帝人の告白に、静雄だけでなく、トムも思わず声をあげてしまった。


「す、スキって、おま……ッ!?」
「はい!静雄さんは、僕の大切なお友達です!」
「……ふぇ?」


あー、やっぱそう言うオチか…
トムはピシリと固まった静雄に心底同情した。


「あ、あれ?静雄さん?…静雄さん!?」


固まって動かなくなった静雄に、帝人はどうしようと焦る。
そんな帝人を落ち着かせて、トムは静雄の腕を掴む。


「ごめんな帝人ちゃん!こいつは俺がどうにかすっから、今日はもう帰りな」
「あ、あの、静雄さん、どうしちゃったんですか?」
「あー、何だ………ちょっと、いろいろあってショートしちまっただけだよ。大丈夫。俺に任せとけ」
「は、い……」
「あ、そうだ帝人ちゃん」


トムが小声で帝人に呟く。
それを聞いた帝人は、今日一番の笑みで、はい、とうなずいた。


「じゃあ、気をつけて帰れよ」
「はい!また明日」


帝人の姿が見えなくなったのを確認して、トムは未だ固まったままの静雄に目をやった。


「お前の人生はいつでも前途多難だなぁ…」


とりあえず運ぶか。
トムは静雄の腕を掴んだまま、池袋の街中を、半ば引き摺りつつ歩き出した。












新池袋最強、誕生。











(静雄の事、これからも好きでいてやってくれな)
(―――はい!)
―――――――――――――――――――――――――――――――

ここここんなもんでいいのかな…!?(ドキドキ
シズちゃんごめん……こんな予定じゃ……!
何だか王道なオチになってしまいましたが………帝人もシズちゃんのこと大好きですよ友人として。今は、ね^^
静帝好きだけど、あんまり書いたこと無いからどうなのか……

chiara姫、リクエスト(と言っていいのかな?)ありがとう!

1



2010/12/8  8:31

投稿者:キノ

こんにちはぁあぁあぁああぁぁ―――ッ!!
ルンルンタッタwwかわいいなそのステップwww
らめぇぇぇぇぇ!!!!心臓とまっちゃらめぇぇぇぇぇ!!!!ちょ、僕、間接的に殺人犯!?(姫の心配しろ
Σ攣った!?え、大丈夫?ほっぺ攣るなんて器用だね!(だから心配しろ
にやにやのし過ぎwww画面の前でニヤニヤって超不審者www写メ撮りたいwww←
いやいや、やろうと思った時にやらなきゃ何でも引き摺ってしまうからね。溜め込んでるのめっちゃあるよー☆(自慢すんな
ゼウスに勝っちゃった!どうしよう僕もうこの世界にいれない^q^

クールダウンできてないwwwドライアイスあげようか?
ピュア島結構楽しかったー!でもイラッとしたー!←
ふぇ?は………乙女島が出ちゃったね。仕方ないよ。シズちゃんが可愛いのがいけない←
書き直しても良いけど先生に怒られますね(真顔)
ここはお嫁さんになりたい気持ちを抑えて大学と書いておきましょう。
可愛いヘタレ僕も好きだよ!てゆうか、シズちゃんなら何でも好きだな←
イケシズwwwマジ男前原作神www
もけ蟲!?なにそれ可愛い!奴にはもったいないよそのあだ名!!(ぇ、
いいねー、三角関係(笑)戦争サンドだね★
妄想万歳!マンセー!←
おいぃぃぃ(笑)自分の旦那忘れんといて!(笑)

ちょwwwこけんなwww
徒歩とかマジ可愛いから止めて。もう止めて。いいよ帰らなくてもずっとここにいなよいて下さい(黙
シズちゃんでここまで長いコメント書けるなんてそれ一種の才能だぜ★
いやいや、でも、何度も言うようだが長いコメント嬉しいぞ!(笑)
迷惑なんて思ったことないよーwむしろドンと来いだ。両手広げて待っててやんよ!←

ま  じ  か  !?

な、何かいてもらおうかなあ…!?
いろいろ考えておくね!ひゃっほー!\(^0^)/

はーい、また!こけるなってwww

http://orange.ap.teacup.com/naponapo27/

2010/12/7  14:03

投稿者:chiara

こんにちわぁあぁああぁぁ―――ッ!!
ちょ、テスト終わってルンルンタッタな気分でパソコンつけて来たらこれとかびっくりして心臓永久停止するかと思ったww
うわああんっ!どうしようきにょさんほっぺたの筋肉攣ったんだけどどうしよう痛いよ←
いやもうにやにやのしすぎでね、頬筋攣った←
っていうか仕事早すぎじゃないですか!?
しかもマジ書いてくれるとかきにょさん神だ女神だ、いや知ってたけどやっぱり神だ主神ゼウス<きにょさんだ!ww
すみません、興奮しすぎて一文一文が長い^p^

よっし一先ずクールダウンだ(・ω・´)
えっとですね、・・・やっぱむりぃい!(コラ
うわあんぴゅーあじーまくーんらぶっ!
ちょっと待ってください、「ふぇ?」・・?
ちょ、ふぇ?って?え、ふぇって?うわああん可愛いよどうしよう嫁ぐ!もう嫁ぐ!
ちょっと進路希望用紙の大学を消してお嫁さんって書き直してきてもいいでしょうか(真顔)←
どうしよう、もちろん帝人ちゃんも可愛いんですよ?でも今静雄さんのことしか考えられないよー><。
可愛いしヘタレって私結構好きなんですよねもゆる!
そうか、シズちゃんもとうとうヘタレ組かw
私は基本イケシズしか書いたことなかったので、新たな静雄さんの良さに気付きましたありがとう!
今度はヘタレ静ちゃんにもチャレンジしてみたい・・・!
ううっ、いつかシズちゃんは報われる日が来るんでしょうかねぇ。
帝人ちゃんとくっつくかなぁ、ああでももけ蟲が邪魔しにくるかな、むしろ三角・・?
すみません、妄想が止まらないんですけどこの場合どうしたらいいんでしょうか(知るか
あ、違うか!そうだそうだ静ちゃんは私の旦那だった、てへ(おま

うわあテストで消耗した気力が戻ってきた!ありがとう!
あ、飛行機も新幹線もだめだということで、今日はつつしまやかに徒歩でとことこずてっと帰ります(^ω^)∩(こけてる
素敵小説ごちそうさまでした!
そして今回ので確信したと思うけど、私に静雄さんを見せるとコメントがありえないくらい長くなるから気をつけてね!←
あ、言ってもらえれば私のつたない文章でよければ書きますから何でもお申し付けくださいああでもあんまり書きにくいキャラはやだなぁ(おま
ではではでは!ててこてこてこずてっ!←

http://angel.ap.teacup.com/visione/

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