最近、街で、テレビに雑誌で中吊り広告でツイッターで街ですれ違うカップルの会話まで、み〜んなサッカー一色。
まぁ、ワールドカップ始まるまでは、監督がダメだの、どうせダメだの…
みたいな感じで、
色々苦悩しながらやってる人たちに対して、総理大臣を辞任に追い込むみたいな、
とにかく不況なのも、お金が貯まらないのも、自分がモテないのも包茎なのも、
「明日食べよう」って、買ったプリンを冷蔵庫に入れたんだけど、誘惑に負けて夜中に食べちゃったのも
ぜ〜んぶお前が悪い!
みたいな感じだったのが
初戦で勝っちゃった!日本っ!
そうしたら、今度は、メディアも掲示板も批判してたサポーターやコメンテーターも一気に、
日本最高!監督最高っ!
みたいな感じになってくると、自分的には、
ちょうど同時期に七年くらいかけて、月よりもっと遠い惑星に行って、帰ってくる最中にボロボロになりつつも、最後は大気圏に焼かれながらも任務を全うした人工衛生「ハヤブサ」に対しても同じくらいのリスペクトを抱いても良いんじゃないのか?!。
って、思ってしまう。
正直、勝ったからとか、グループリーグ突破したから凄い、とかじゃなくて、
いつだって、なにを言われても「継続」してきたことが凄いと思うの。俺は。
俺はJリーグが出来た時のことって、すんげー覚えてて、当時発足したときは、社会現象になりつつも、どっかで、「まぁ、ブームだろうなぁ〜」って思ってたんだけど、
その中で山あり谷ありのなかでサッカーを日本に根付かせて、同時に選手もどんどん上手くなって、何度も何度も壁にぶつかっても諦めなかった人たちの努力や汗や涙やお金や、そういった労力が土台をすこしづつ、時には嵐に遭遇して壊れてもまた修繕しながら、それぞれの時代の中で、それぞれの人間たちが積み重ねて行ったモノが、
「最も理想的な形」で花開いた。っていう「だけ」の話の気がする。
人工衛生も、作った人たちの想いや、
機械のクセに、「僕、地球に帰らなきゃ!」みたいに、エンジン壊れたり、地球と通信途絶えながらも、健気に任務を全うした「ハヤブサ」も、機械でも尊敬に値する。
まぁでもそう考えると、自分が生きている「現在」にたどり着くまでの間に、自分に協力してくれたひと、見守ってくれた人、愛してくれたひと、関わったひと、そして今もそうしてくれるひと、とにかく、すべてが「尊敬」に値するということになる。
だから「理想的」なのもおめでとう!
でも、俺はどんな時でも「お疲れさん」って言える人になりたいと思います。
まだ、言えないときもあるけど言えるようになりたいとおもいます。

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