「ふぬああ(hunuaaCap)が作った破損WMVファイルの修復」
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数年前に買ったアナログTVチューナーカード novac PrimeTV7133とソフトウェア環境を調整して、去年あたりからやっとそこそこ安定して稼働させられるようになりました。付属の録画ソフトhonestech TVRは、見るだけなら使いやすいのですが録画には機能が低すぎるので、現在はメーカー推奨でもあるhunuaaCapを使っています。以前は単にテレビをリアルタイムで見ることしかできなかったのが、なんとか録画もできるようになったわけです。そしてリアルタイムで見る必要がないと思うと、録画を溜め込みまくるわけですが。ついでに、難視聴対策用CATVでもセッティング次第でBSを受信できることについ最近気づいて、呆然としているところです。
そういうわけで「そこそこ安定」しているんですが、7133のドライバが悪いのか他の原因なのか、2〜3週間に1回とかの割合でhunuaaCapがフリーズします(またはWindowsを巻き込んで落ちる)。hunuaaCap+うちの環境で録画に使えるCodecがHuffyuvとWindows Mediaだけなので(Mpeg2が使えないのは理不尽だよなあ)、ふだんの録画はほとんどWMVです。ここで、たとえば録画終了時にフリーズすると、どうやらその分のWMVファイルは作成され、再生そのものはできるのですが、再生時間が表示されず早送りなどもまったくできない代物になってしまっています。このファイルをなんとか救済できないか、というのがテーマです。
ぐぐってみると「壊れていない同種のWMVファイルからバイナリエディタを使ってヘッダをコピペする」という方法があるらしいのですが、バイナリエディタなんかsymdeb以来(というのは嘘だけど)で、やってられません。いろいろ試行錯誤しているうちに、なんとか普通のファイルにする方法を発見できたような気がするので、ここにメモしておきます。実験用のファイルを任意に作ることができないので、まだ1回しか試していませんが、検索でたどり着いた方のなにかの参考になればと思います。
1.とりあえずWindowsを再起動する(hunuaaCapを終了させる)。
2.MediaPlayerClassicでファイルを読む。
3.そのまま別名で保存する。←ここがコツ
少しだけサイズの大きいWMVファイルができます。
4.Super ©を使って別形式(mpeg2など)に変換する。
5.編集ソフトで編集する。
ただし、たとえばAviUtlでは読み込めず、WindowsMovieMakerでもうまくいかなかったので、TV7133に付属していたhonestech MEPG Editorを使いました。このへんは試行錯誤してみてください。
Super ©は癖の強いソフトですが、とりあえずどんな形式でも相互変換できるので重宝します。おそらく、内部的にファイルを再生しつつキャプチャしているらしく、原理的には(Codecさえあれば)再生できればどんなものでも保存できるわけです。ただし、たとえばmp3をwmaに変換しても、著作権管理する携帯転送ソフト(たとえばau Music Port)では扱えないなど、万能ではありません。これはauがタコというかふざけてるんだと思いますが。
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SUPER © .
http://www.erightsoft.com/SUPER.html
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Media Player ClassicはK-lite Codec Packに収録されています。hunuaaCapを使えるぐらいの人ならたいてい持っているでしょうから紹介は略します。あ、K-liteの現在の版に収録されているHuffyuvはなにかのパッチが当たったバージョンなのですが、これがhunuaaCapと相性が悪いので、オリジナルバージョンを上書きしておくことをお勧めします。

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