Japan.internet.com Webビジネス - 麻生外相「太郎スマイル」で文化外交の新基軸を発表〜デジハリ講演
http://japan.internet.com/busnews/20060501/5.html
なんか気味が悪いぐらい、おたくに媚びを売ってますね。気になったのがここのところで、
冒頭の麻生外相の紹介において「空港の待合場所で某マニアックなマンガを読んでいたことも有名」と、麻生外相のコンテンツ産業への造詣の深さをアピール。
目の前でこう紹介されて否定しなかったというのは、「ローゼンメイデン」を読んでいることでのイメージダウンより、愛読者というイメージでアピールすることが重要という戦略なんでしょうか。次期首相レースが大詰めに来ている今、(このPR記事を含めた)おたく方面へのアピールをするというのは、そうすることでよほどの勝算が見込めるってことなんでしょうかね。萌えニュース+板あたりを見ていても(たとえば先日のあしや人形感謝祭関連スレなど)、組織的なプロパガンダとは思えない素朴な麻生信者の書き込みが目立つし。
ちなみに麻生外相と「ローゼンメイデン」の関係については以下参照。
性犯罪報道と『オタク叩き』検証:『麻生太郎はローゼンメイデン愛読者』はデマ (4月10日追加) http://blog.goo.ne.jp/siebzehn138/e/70e422242b8308fee25339ae953c6cb4
このブログでも何度か書いたと思いますが、一部の国粋主義者がおたく文化を妙に持ち上げようとするのが気持ち悪くてしかたない。けっきょく、権力者がやろうとすることは伽藍を作ることだけであって、サブカルチャーはバザールの中でしか進歩できないのに。
たとえばの話、
国営コミケットなんてものがあったら、参加する気になれますか? あたしゃごめんです。

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