年内最後の試合はジュビロカップ。全国の強豪クラブチームが集まり、前日にはレセプションパーティーだって行われちゃうような主催以外は問題ない大会。
予選を勝ち進み、準決勝、決勝と行われる最終日。
相手はヴィッセル神戸。
------遠藤--三渡洲----
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柴原--------------諄也
------田代--成田------
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片井---荻---中原--浅見
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---------井出---------
立ち上がり遠藤がビッグチャンスを迎えるものの決めきれず。
すると流れは一気に神戸に。
神戸9番の巧みな個人技、磐石のボディーバランス、スピード。
全てに圧倒され、ピンチを重ねていく。
7分、9分と9番にやられて痛恨の2失点。
諄也をSBに下げて、翼を浅見に代えて投入。
徐々にペースを取り戻したエスパルスは攻撃の形を見せ始める。
18分。
右サイドペナライン付近をドリブルでつっかけた舞人が倒されPKを獲得。
自らゴール左上に突き刺し1点返す。
後半開始直後。
左サイド誠がキープして裏を抜ける田代に絶妙のヒールパス。
これを受けた田代はラインぎりぎりまでえぐって折り返すとこれに突っ込んだのは遠藤。
GKの脇を抜く気迫のゴールで同点に追いつく。
こうなったらもう止まらない。
圧倒的に試合を支配し、右から左から中央からと攻め続ける。
中盤の混戦からバイタルエリアでぽっかり空いたスペースでボールを持った誠が余裕のループシュート! も、わずかに指で防がれ、
成田のドンピシャヘッドも決まらない。
しかし、15分、ゴール前の混戦から神戸に勝ち越しゴールを奪われて2−3。
一気に焦りだすと攻撃はチグハグ。
時間だけがすぎていき、無念の準決勝敗退。
やはり取れるときに取らなかったのがね。そこでの決定力が課題。
3位決定戦に回ることになった。