「日本クラブユース選手権(U-15)東海大会決勝トーナメント準々決勝 vsF.C.VERDURE」
S−PULSE Jr.Youth

東海大会もいよいよ決勝トーナメント準々決勝。
この試合に勝利すれば、準決勝進出、すなわちベスト4になり、東海の切符4枠を手にすることになる。

対戦相手のVERDUREとは県大会でも対戦している。
前回1−0で辛くも勝利した相手。油断は大敵。
≪先発≫
------裕介--影山------
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片山--------------出口
----加里武--舞人------
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矢守--溝口--犬飼--荒井
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---------瀧川---------
立ち上がりから試合はエスパルスのゲーム。
右サイドからは出口。左サイドからは紳が果敢に攻め込みチャンスを作る。
中央に当てたボールはカゲと裕介が積極的に前を向きシュートの場面まで何度か持ち込む。
守護神タッキーがゴールを守る。
犬飼・ミゾとのセンターラインは盤石。
県大会から続く連続無失点記録を今日も死守する。
鉄壁のDFラインはもちろん3人だけによるものではない。
RSBは荒井。今日はいつもに増して攻撃的に、ハードコンタクト。
LSBは矢守。堅実に、潰すところは容赦なく潰し、ディレイするところは確実にディレイする。
そんな2人の活躍もあり盤石のDFラインが形成され相手にチャンスの芽すら与えない。
前半最大のチャンスは、中央でボールを受けた紳が持ち込みシュート。
GKが弾いたところをカゲが詰めるもバー。
さらに弾かれたボールを紳が押し込もうとするもゴールならず。
非常に惜しい場面だった。
そうこうしているうちに前半も終了。
取れる時間に取れなかった。このことだけが前日のユースの試合にフラッシュバックする。
後半開始。メンバー交代なし。
待望の先制点はスーパーゴール。
11分、フィードに抜け出したカゲが右サイドを駆け上がり、低空クロスを入れると、中で待ち受けたのは裕介。
ワンステップ下がりながら体を投げ出して右足でインパクト。
ボールはゴール左に突き刺さり先制点をGet。
裕介のスーパージャンピングボレーが決まり、サポーターの方に駆け寄り、ガッツポーズ。
最高の形でゴールを奪うと、流れはここから一気にエスパルスに傾く。
後半12分 OUT 出口 ⇒ IN 原 (RSH)
さらに19分、左サイドで抜け出したカゲがそのまま中に切れ込みながらDFを置き去りにし、右足でシュートを放つ。
ボールはゴール左に向かい、必死に弾こうとするGKの右手を諸共せず、ゴール左に吸い込まれ追加点。
怒涛の攻撃はまだまだ続く。
給水タイム明けの27分。
2点目と同じように中にドリブルで切れ込むカゲが今度は打つと見せかけてヒールで流すと、そこに走りこんだのは加里武。
カゲとスイッチし、持ち込み右足を振りぬき3点目。
止めの4点目はセットプレーから。
31分裕介が倒され得たFK。
右45°25mの位置からのFK、キッカーは舞人。
クロス気味に放たれたボールに反応したのは原。
頭で完璧に合わせてダメ押し点。
後半32分 OUT 裕介 ⇒ IN 祥平 (CF)
代わった祥平も負けじと果敢に攻める。
レフリーが過敏にオフェンスファールを採るので、苦しめられたが、その才能の片鱗は十分魅せつけた。
4−0で試合終了。
終わってみればやはり圧勝。
これで、全国大会へ、J村への道が開けた。
あとは無失点での東海制覇。
次の準決勝名古屋グランパスU-15との試合が大一番。
ここで勝てないようじゃ全国制覇は夢のまた夢。
しっかりと勝って東海を制覇しよう!!