「日本クラブユース選手権(U-18)全国大会vsアビスパ福岡」
S−PULSE Youth
グループリーグ2戦目の相手はアビスパ福岡。
昨年のJユースの予選グループでアビスパとは対戦し、一勝一敗だった相手。
グループリーグ突破のためには、絶対に落とせない試合。
≪先発≫
-----亜人夢--誠-------
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-傑---------------陽平
------田代--達也------
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稲毛--恭平---蓮---諄也
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---------長島---------
序盤から積極的に攻め込むエスパルス。
しかし、福岡は寄せが早く、ボールを回すスピードを上げていなす。
今日は陽平がキレキレ。
独特のドリブルで相手を翻弄する。
そして13分、亜人夢のDFから奪ったボールのこぼれ球を拾った陽平がそのまま持ち込みシュート。
これがゴール左隅にスライスしてGKの伸ばした手をすり抜け、ネットに突き刺さり先制ゴール。
その後も陽平が積極的にプレスをかけボールを奪取、シュートまで持ち込む場面も。
センターライン付近のFKで直接ゴールを狙う恭平。
ボールは追い風に乗ってゴールに向かい、ポジションが前目だったGKが必死に追いつき枠から弾き出し、CKをゲット。
連続CKから徐々に相手を追い詰める。
37分、傑の右CKは低いボールをニアに入れると達也がスルーし、稲毛が触ったかどうかという絶妙なゴール。
しかし前日に続き相手を追い詰める2点目をしっかりと奪う。
良い場面もあれば悪い場面も多々あった前半。
相手のフィジカルを活かした迫力ある攻撃に冷や汗物のピンチはなんとか凌ぎ2−0で前半を折り返す。
2点を奪いこのまま行けるかと思われたが立ち上がり勢いを掴んだのは福岡。
4分、右サイドを突破され、クロスを入れられ、中央スルーに対応が遅れると、ファーサイド走りこんだ14番がフリーでボールを受け、ゴール右隅に決め2−1。
さらに6分

中央から突破を許し、スルーパスを送られる。
左サイド1点目と同じ角度から9番が決め2−2の同点となる。
このままズルズルいくかと思われたが、DFや潤の粘り強い守備と集中力でこれ以上の失点を防ぐと徐々に試合は五分に。
後半14分 OUT 達也 ⇒ IN 成田 (LSH) ※陽平CH、傑RSH
後半19分 OUT 誠 ⇒ IN 畑 (CF)
後半22分 OUT 諄也 ⇒ IN 卓馬 (RSB)
そして28分、傑のパスを受けた亜人夢が平行パスを右に送るとこれに反応し走りこんだのは田代。
右足を振りぬくと、ボールは相手DFに当たりコースが変わりゴールに吸い込まれる。
3−2で勝ち越す。
後半34分 OUT 傑 ⇒ IN 郁 (CH) ※陽平RSH
最後は郁を投入し試合を閉めにかかるエスパルスに悪夢が訪れる。
36分、福岡の左CKがファーに抜け、セカンドボールをさらに拾った福岡。
成田が寄せにいくものの、ワンツーで抜け出し、フリーでクロスを入れられる。
中央待ち受けた18番が頭で叩きつけ、まさかの同点ゴール。
最後まであきらめないエスパルス。
恭平がボールを奪いオーバーラップし、決定的な場面を迎えるも、ファールで止められDFは退場。
このFKの場面も決めることができず。
残念ながら3−3で試合終了。
柏は山形に3−0で勝利し、首位。
木白 勝点6 +5
清水 勝点4 +2
福岡 勝点1 −2
山形 勝点0 −5
最終戦の柏戦が予選突破を賭けた大一番。
関東2位の柏を相手にどこまでやれるか。
引き分けで勝ち点5。5では2位抜けは厳しいだけに、絶対勝利が決勝トーナメント進出条件であろう。
決戦は一日あき29日の第3試合。
勝とう。清水。
夏を制し、高円宮杯へ。
俺たちの夏はまだまだ終わらない!!